キャリア研修センター(web本館)
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に入らない、細かな情報や私の感想等をストックします。
企業、カウンセラー、個人に向けた情報サイトです。
転居に伴い「福岡」から「浦安」に変えました。

2016年09月10日

キャリアコンサルの声役所にも届いてます

忙しさですっかりブログをさぼっていました。久しぶりに書きます。

現在ジョブカード関連の委員会に2つ参加していますが、興味深い事があったので書いておこうと思います。
委員会では基本的に今運用している公的サービスの内容について大胆に変更修正案を出す人は少数派です(私は変革イノベーターが自分の役割と思っているので勝手なことを言いますが・・・)。
役所の方も、今のサービスが今一歩などと言うと税金を無駄使いしたと批判されるためなのか、民間のようなシビアな振り返りはあまりしません。

が、前回委員会の中で、厚労省のメンバーサイドから「現場のキャリコンからこんなことを言われている」「今のこれでは良くない。もっと使い勝手を良くしないと」等の役所らしくない発言がけっこう出てました。
皆さんの声を役所はけっこう気にしています。
個人の好き嫌いは聞いてくれませんが、「どうせ何を言っても無駄」ではなくて、「本質から考えて良くない」や、「本来こうあるべき」等は積極的に発言して頂きたいと思います。
そういう意見の積み重ねが、少しずつ社会を良くしていきます。


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2016年06月06日

盛岡で勉強会実施しました

ゴールデンウィークに盛岡で指導と関係構築以降の勉強会を実施しました。
岩手のメンバーから人数集めるのでやってもらえないかと依頼があり、ほぼ1年がかりでやっと実現しました。
東北の皆さんの熱意と優しさに圧倒され、盛況にて終了。
運営された皆様、参加された皆様大変ありがとうございました。感謝です。
来年も同じ時期に盛岡での勉強会開催を約束しました。
以下、勉強会での感想例と質問への回答を記述します。
<感想>
・とてもとても濃い2日でした。今まであいまいに進めていたところをしっかり自分自身に厳しくそしてある部分は自信を持って提案することも必要だと感じました。
・指導レベルに何が求められるかを分からないままこの研修に参加したが、先生に学んだものだけでなく他の受講生からも気づきを得ることができました。
・このような勉強会でないと学べないなーと感じました。
・教育計画をしっかり語れておらず、そもそもの知識不足が表面化した。なぜ学科試験の為に勉強するのか理解できた気がする。
・2級テキストで書いてあった「人として成長すること」と、今回最後にお話があった「自分が成長すること=幸せな人が増える」を肝に銘じていきたい。
・指導では具体化と一般化をいったりきたりしながら進めていくことや「自分が何をやろうとしているか」のバックボーンとして理論がある事に気が付いた。
・指導者は「CCがより成長できるためには」ということを考えて対応すること。そしてCCの先にはCLがいて「CLにとってためになることは」という視点を持つことが大切と分かった。
・失敗から学ぶ姿勢で行きたい。ありのままの自分を受け止め、失敗を恐れず、自分の課題を少しでも改善していけるように取り組んでいきたいと思います。
・指導者として求められているものの幅広さ、全体や先を見る視点の大切さに気付きました。
・CLは自己概念と経験が不一致の状態である事。そのズレが何なのかをCL自身が気付くことで、受け入れがたい経験を受け入れることがCLにとっての成長に繋がる事なんだと実感。またそんなCCであること、CCを育成することの大きな価値を感じました。
・いままで1級対策を考えた時、どなたから学べばよいか迷い受講してきませんでした。1級を取る意味や意義が分からなくなっていましたが、CCが成長できる事の喜びやその結果幸せなCLを増やすために私も頑張ります。ありがとうございました。
・1級技能検定の情報や学習方法の情報を得ることが受講動機でしたが、情報と言うよりもこの機会を得られて良かったと思った。ありがとうございました。
・3日間ありがとうございました。分かったから何をするのか?分からなかったから何をするのか?・・・を実行したいと思います。

<質問への回答>
Q:1級論述選択問3「相談者を支援するために必要なネットワーク・環境への働きかけ」には、相談者をバックアップするもの以外にも事例相談者が相談者を支援するのに足りない部分を補う専門の方とのネットワークも含めてよいのですね?
A:YES。自分が足りない部分を補うのも相談者を支援するために必要です。例えば、メンタルの専門知識はリファーできるメンタルの先生、法律の知識は弁護士などとネットワークを持っておきましょう、というのがネットワーキングの基本です。
Q:評価したスキル態度を30分の面談の中でどのタイミングで伝えるべきか理解できずにいます。
A:スーパービジョンの原則で言うとスーパーバイザーはバイジーに評価を伝える、です。ただし、30分しかない初回だ、と考えると、原則だからと言って言えば良いものではありません。
受講生(バイジー)が評価を受け入れ、プロとして高めようと思わなければ伝える意味がない。
つまり、指導関係ができ、評価を相手が具体的に分かるように伝えないとダメだ、ということです。
そのために、指導関係を深める力、相手に分かりやすく論理的具体的に伝える力を高めなければ、初回の30分で伝えるのは難しい。いつ言うかよりも、その為の力を高める努力をしましょう。
Q:目標を立てるものの方策が近視眼的になってしまい専門職としての成長しうるものになっていない。
A:受講生にこの世界のプロとしてどうなりたいかや志を聞くと近視眼から逃れることができると思います。
ただ、近視眼的な小さな一歩一歩の延長線上に専門職としての成長があります。「神は細部に宿る」という言葉もありますが、小さな部分もプロの成長として大事です。「その先にありたい姿がある」と意識させることが大事です。
Q:CCは時間で面談しているので進め方の指導は難しい。
A:時間で面談しているからこそ、同じ時間での効果をあげる面談をできるように指導するのです。基本、プロセス無視して時間があるからと急いでも効果はあがりません。
Q:丁寧に見直さないとわからないことが明確にならない。
A:丁寧に見直しましょう。加えて、百マス計算と同じで、繰り返すと早くなります。
Q:どうすれば面談に集中しつつ客観的に観られるようになるか?
A:世阿弥が同じことを離見の見と呼び、達人になる方法として紹介しています。そのくらい難しい。それに近づけるよう努力しましょう。
Q:1級を取得した方は本当の意味での指導者なのでしょうか?
A:1級取得は最低限のスキルをその時はできたと証明できるだけ。まだまだ入口です。1級を持っていた方が指導を実施しやすいけれど、受講生がそこで学べて成長したのか、この人と一緒に学び続けたいと思ってもらわなければ価値はうめていません。そこからスタートです。
Q:CCの課題をストレートに言葉にして伝えた方が簡単であり分かりやすいかと思うのですが、まずはCC自身の在り方や関わり方を考えて頂き、自ら気付いていただこうと思うと「問いかけ」中心の指導になる傾向が強い自分を感じています。できるだけ客観性の高い指導やFBをするには?
A:簡単で分かりやすいから良いのではありません。CCがプロとして成長する可能性が高い方がよいのです。その意味では問いかけ中心の指導は悪くありません。
ただ、質問力が高くないと聞かれて答えて以上で何も気づかずに終わる。その行為を見直すにも、どういう視点で考えるかを共有できていないとただの意見の言い合いになります。
また質問して自分で気づいてくれないならばこちらで教える力も持ってほしい。そこが論理的に説明できるか。「意見」と言うのは「事実」と「論拠」によって成り立つので、事実を押さえる事、もうひとつは「論拠」の代表である理論を相手に分かりやすく伝える力を持つ事です。
Q:課題〜目標の優先順位を付ける際の尺度のようなものがほしい。
A:基本はどこが成長することがCLの前向きな変化を大きくできるかという予想です。枝葉よりも幹から。
問題が分からないのに解決先の精度を上げても効果低いし、関係性が悪いのに問題ばかり言っても先に進みません。
Q:関係構築から目標設定に進む段階でCLに合意が得られない時でも時間を気にしてなんとなく進めてしまう。どうすればいいのか?
A:合意を得られないと思うのだから、目標がCLちょっと違うと感じているようだと気付いている。そのまま進めるのではなく「ちょっと違うな、という顔をされてるんですけど、どう違うのか教えてもらえませんか?」と素直にきけばよいのです。CLは自分の目標なのだから、もっとフィットするものは何かを一生懸命語ってくれます。ズレたまま進めても解決策は芯を食わないので、CL満足度高くなりません。
Q:関係構築ができてなくてもCLは主訴を話すことがあるので、それが関係が出来たと思ってしまうCCがいるのがスッキリしなかった。
A:場面を見ていないので何とも言えませんが、「CLは主訴を言ったとしても、その想いをカウンセラーに深く分かってもらえたと感じたでしょうか?それはどこからどう判断しましたか?」等を聞いてみてはどうでしょうか?関係構築はCLが言って終わりではなく、それをカウンセラーが理解し、CLに理解を伝え、CLが「ああ私の状況だけでなく想いまでもしっかり分かってもらえた」と感じて関係が出来ていくのです。そこがうまくそのCCは理解できてない気がします。
Q:本当に悩んでいて気持ちが言葉で表せないCL「どうなんでしょうね」と言い続けられた場合、どんな対応をしたらいいのか分からない。
A:関係構築を言葉だけでやらずに、言葉或いは態度で伝わるものを返すと考えると良いのではないでしょうか?「どうでしょうね」と言っているだけなのに本当に悩んでいると感じ取っている様に、言葉にならなくても伝わるものがあり、それを伝えることはCLは自分を知ることになります。
Q:優先順位の高い課題からとアタマでは分かっていてもまだ実践できていないので再度ボイスレコーダーでケース記録を作成してみると効果あるのでしょうか?
A:面談のように即座に判断を求められることが上手くできない場合、まずはゆっくりと考えてどういう視点で選んで行くか練習し、ゆっくりを繰り返すことで百マス計算同様早くてもできるようになってきます。
ケース記録を書くや聞き直して考えるのは成長の為に役立つステップだと思います。
Q:自分と感性が違う相談者に対して、どのようにアプローチしたらよいのか?教えてください、という相談者。
A:もともと自分と感性が同じ相談者というのがほとんど可能性低い。まずは相手を理解しようとすることが大事です。教えてください、というのも、何で自分で考えないのか??そこにクライアントが困っていることがあるはずです。自分に自信がないとか、自分で考えたことがいつも否定されるとか、何か理由があるはずです。まずはそういう部分を理解と共感で関わってみてください。
Q:全くCL視点の問題を把握できなかったCCに対してCLの内的世界を分かって頂くためにどこから手を付けていいのか分からなくなりました。
A:指導者がケース記録の「事実」部分でCL視点の問題が分かるのであればそれを論理的に伝えるのが一つの方法です。何を訴えているのか分からないまま面談をしていて書いた記録だと、ケース記録はCCの理解したものしか表現されないので、CCに聞こえていない部分は指導できません。
どうしてもこの材料で難しいのであれば、後日ロープレして逐語を持ってきてもらう等、課題に応じた指導法指導素材を考えるのも一つの方法です。
Q:一見問題が閉じている場合のアプローチ「仕事が進まない」等→堂々巡り。
A:まだ問題状況しか分かっていません。仕事が進まない、で留まるのではなく「だから何が問題(困っている)か」をしっかり考えてもらわないと。仕事が進まない、だから自分がスキルをあげるにはどうすればいいかが分からないのか、だから周りの人に助けを求めたいがそれがうまくできない、のか、もう一歩踏み込みが必要です。
以上。
教えている以上に学べている感じがします。
質問に対する返事を書いてみましたがずれていると感じるようであればコメントください。再度考えます。
教えた私にも気づきが多い講習でした。
ありがとうございました。 (春秋)              
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posted by キャリア研修センター浦安 by田中春秋 at 19:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記(春秋) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年01月04日

新年の抱負

みなさん、あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。

今年は大きな変化の年になります。
キャリアコンサルタントの国家資格化。国力向上の為にキャリア支援する人材が企業の中で支援していく絵(キャリアコンサルタントを5万人から10万人に増やし、その増加分の大半を企業に配置)を描いており、その基礎として、これまで民間団体がやっていた標準レベルの資格を「国家資格」にする事が決定しました。
技能士も含め、この国家資格化により「最低限の継続学習」をすることが義務付けられます。この義務は、レベルが落ちないようにするための最低限の学習。

国家資格になり、最低限の学習でよい、となれば、ある程度の比率は民間の資格は更新することをやめ、学習も最低限にし、名刺に国家資格をかければよい、という判断をするのではないでしょうか?
国家資格キャリアコンサルタント、国家資格キャリアコンサルティング技能士2級(熟練レベルキャリアコンサルタント)、国家資格キャリアコンサルティング技能士1級(指導レベルキャリアコンサルタント)、このタイトルを取ることがゴールになってくる。

でも違うと私は思っています。プロはタイトルを取ってからがスタート。クライアントに価値提供するには際限がないし、生涯自分自身を高めていく必要があると思っています。
多くの人は「タイトルを取って終わり」と資格をゴールに学習するのかもしれませんが、そうではない、もっと高い志を持った人たちと高めあう仕組みを作りたいと思っています。
大体、10万人がキャリア支援の仕事の席取り競争をするのです。スキルが高くなければ良い仕事など手に入るはずもない。

資格を取るまでの学習は今後色々な意味で充実してくると思います。
収益を考えると、多くの団体は資格取得と最低限の継続学習を中心に大都市圏で実施せざるを得ない。
だからこそ「もっともっと高める」や「試験に出ないけど大事」や「地方」をキャリア研修センターはテーマとして実施していきたいと思っています。

まずは指導者向けの少人数での継続的な学習コース。
私が直接見ることができる、1日4人を集めてじっくりと学ぶコースを立ちあげたいと思います。まずは本当に小さく、対象を限定して、少人数で。
小人数だけでなく、自分の指導を聞き直し振り返る宿題も出し、当日だけでなく終わった後も学習するようにする。
本当に自分を高めたいと思っている志の高い方限定で実施したいと思っています。
http://career.on.arena.ne.jp/

もうひとつが交流会と検定では出ない内容のワークのセッション。
以前に交流会をやりましたが、お互い同士もっとじっくり話せる場にしたい、と思い、人数を絞り、ワークよりもお互い通しの対話の時間を長くしました。
深く語り合える心からの仲間を増やしていただきたいと思います。
ワインやスナックも用意しますので、リラックスして参加してください。
私とパートナーとでお待ちしております。
http://career.on.arena.ne.jp/

他にもやりたいことは沢山あるのですが、変化の時期でもあり、なかなか日程が取れません。
ゴールデンウイーク(4/29-5/1)は岩手県盛岡市で出張研修をやります。
東京でしか講座が受けにくい仕組みを変える為、ある程度人数がまとまったら全国の各地でスキル研修を実施したいと思っています。全国行脚は将来の夢。
盛岡での講座は
4/29-30が1級向けの基礎講座。論述も使って基礎を確認し、実際に指導の練習もする内容を予定しています。
5/1はノンバーバルと交流会をやろうと思っています。
これも2月には内容決めてホームページにアップしたいと思っています。

なかなか忙しくてうまく進めていませんが、一歩一歩進んでいくつもりです。
ご協力よろしくお願いします。
                           キャリア研修センター 代表 田中春秋
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2015年12月31日

企業内でのキャリア支援

キャリアコンサルタント国家資格化の背景には国力向上のために一人一人を成長させる仕組みとしてキャリアコンサルタントを企業内に拡げる(今後5万人から10万人に増やす大半を企業でのキャリアコンサルタントとして政策が作られている)計画があります。
企業で成果を出すには、もっとどうすれば社員の能力伸びるか知っていて欲しい。
以下は4回連載で雇用問題研究会の「職業研究」に書いた内容です。


他にもリクルートマネジメントソリューションズのRMSメッセージにも企業内でのキャリア支援書いてます。
http://www.recruit-ms.co.jp/research/journal/pdf/j201402/m34_all.pdf

キャリアコンサルタントの国家資格でも、技能検定2級や1級でも企業内に支援の知識は不足しています。
花田光世先生や高橋俊介先生のメッセージ等しっかり学んでいく必要があります。

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2015年12月21日

キャリコン1級論述

キャリコン1級の論述問題読みました。

以前から分かりにくかった分野別問題の問4、問5。
今回はまとめて1問になっていて分かりやすくなりました。
これまで環境への働きかけ、とネットワーク能力と別になっていましたが、実際は分離する方が難しい。

それと今回整理されたのが、
事例相談者の様々な問題を発見し、
その中で優先的に対処すべき問題を選び、その問題に対応した目標とその指導法を具体的に、
という内容です。

これで分かりにくかった部分がすっきりなりました。

今回の論述問題面白かったですね。
共通問題に倫理問題を入れて、倫理面の指導も重要というメッセージや
分野別の学校向けで、指導者たる者法律の変化もちゃんと押さえないとダメというメッセージとか、
誰が作ったのかは知りませんが、工夫されていると思いました。
企業、需給調整、学校と難度が違うかな、とも思いましたが、難しければ簡単な方を選択できるのでまあいいか。
昨年はどの領域も関係構築さえできないようなケースばかりだったのですが、今回は課題もばらけていて学習になります。

分野別の学校分野。
技術派遣の正社員。
これって、特定派遣の技術職の事。
派遣法改訂でどうなったか知らないと、カウンセリングの方向(指導の方向)が狂ってしまう。

とはいえ、試験は27年4月1日の法律知識で良いので知らなくても点はひかれないのだけど、法律を知る重要性を考えさせられます。
だいたい、2013年末に特定派遣廃止の方針を厚労省出していたので方向は分かっている。カウンセラーは他人の人生をの大きく関わる仕事なので責任重大です。続きを読む
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2015年12月11日

1級論述質問への回答

今年は1級(指導レベル)の人気があるのでしょうか?
キャリコン検定1級の論述への質問が立て続けに来るので、試験直前だろうからと既に一度触れている事ばかりですが一応参考に書いておきます。

基本は過去書いている内容を読んでください。
論述についても質問の返事で書いています。
http://xn--cckva6n2a9027a6l0c.jp/article/426701591.html

今回は2級は特に書きませんが、バックナンバー探せば十分書いていますので確認してください。

前にも書きましたが、特に今年説明しているのは領域別問題の問4と問5.「コーディネート能力」を問う問題。
まず、試験お細目をよく読んでください。
http://www.career-kentei.org/download/grade1_kamoku_hani2014.pdf
コーディネート能力はアカデミックな言葉ではなく、厚労省の委員会で作った言葉。意味がはっきりしません。
なので、細目で確認してそれに応えるのが試験的な対応。
細目の「ネットワークの認識と実践」がネットワークを聞いてる問4.
「環境への働きかけの認識と実践」が環境への働きかけで問5.

特に意識してほしいのはネットワークの説明は「専門機関・専門家で恒常的に付き合う相手」としているところ。この視点で考えると整理しやすいと思います。

問5の環境への働きかけ、は解説を見ると「環境上の問題に対し、関係者と協力して行う」とあります。問題は何か、関係者は誰かを意識して回答するとよいでしょう。

後、この論述問題について、日本語が分かりにくいので変えてほしいという指摘をしています。
カウンセリングの力を計るのに、計る方の日本語が分かりにくくて相手が答えられないというのでは、困ります(当然論理的に読める内容の返事ならば細目の基準でつけるのでしょうが、回答する方がストレスになる。
特に問4の「事例相談者が課題を」という日本語は分かりにくい。
問1問2は事例相談者が抱えている問題、問3は目標、そして問4は課題。

受講生に聞くと問4は「事例相談者が自分の課題を」と読むと言う説と、事例相談者が(クライアントの)課題を」と読む説と両方あります。

指導(=スーパービジョン)では、クライアント、カウンセラー、指導者(スーパーバイザー)の3者があるので、誰の事を聞いているのか指示をはっきりしないと質問内容を誤解されます。

この部分、誤解されないように修正してほしい、と思うのですが、対応してもらえるでしょうか?(昨年問5は修正されたけど、それでもわかりにくいと言う指摘も多い)

検定2級でも、試験は20分1回なのか、2回目のやっていいのか前提しっかり書いてほしい、や、事前に送られてくる5ケースはカウンセラーは知っている前提でいいのか知らないふりをしないといけないのかはっきりしてほしい、とか、要望しても全く対処してくれなかったものもあるので、どうなるかは先方しだいですけど、言う事は言ってないと。

基本質問の日本語に対し素直に答えれば細目の見方で評価するはずなのええ大丈夫と思いますが、不安な方はカウンセラーの課題、とクライアントの課題、と両方書くのも一つの方法です(日本語分かりにくいと相手も分かっているはずだから)
指摘を受けて誤解されないように言葉使いを修正したのであれば、聞かれている内容に細目を意識して答える、というのが良いかと思います。

ではテスト頑張ってください。続きを読む
posted by キャリア研修センター浦安 by田中春秋 at 08:54| Comment(0) | TrackBack(0) | よくある質問への回答 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年10月21日

国家資格のパブリックコメント出ました

国家資格になると今持っている自分の資格がどうなるのかよく聞かれます。
パブリックコメントが発表されたので、国がどう考えているか興味がある方読んでみるとよいと思います。
http://search.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=495150195&Mode=0

良く聞かれることへの返事(パブリックコメントに書いてある国の案)を解説します。

Q1)今取っている民間資格(標準レベルキャリコン)はどうなるのか?
A1)省令施行後5年以内は学科合格者は学科免除、実技合格者は実技免除。
つまり、試験は5年は免除されるけど手続き必要、ということです。

Q2)キャリコン技能検定1級・2級合格者はどうなるのか?
A2)これも上と同様試験免除。
さらに、技能検定合格者は、講習については、省令施行日に試験に合格したものとみなす、
とあるので、手続きは必要なものの、勝手に国は国家資格保持者とみてますよ、と言っているようなもの。

3)講習(継続学習)
技能検定と違って講習の義務をつけたのが今回の国家資格の特徴。
いうならば、技能検定はその時スキルがある保証だけれど、それに国家資格を添付することで、継続的な学習義務を加えた。
・知識維持として労働法関連等厚生労働大臣指定講習を5年で8時間以上。
・技能維持として厚生労働大臣指定講習を5年で30時間以上。ただし、1級キャリコンの指導時間及びキャリコン従事時間は10時間以内に限り講習を受けたと見なす。
(ついでに、技能検定1級保持者は技能の講習免除で、学習は知識の8時間だけでよいとのこと)
→この講習規定、超短い。しかもキャリコン実務をやっている人は実務を10時間カウントできるとなると5年で28時間、年間6時間程度しか学習義務ない。
おまけに、1級の指導(多分スーパービジョンとかをイメージ)を10時間カウントできる、となっているけど、これと従事する時間とが一緒にくくられていると、1級の指導は「実務をしない人」を前提にしているようにしか見えない。実務をやっている人こそスーパービジョンが必要なのに、国は何もわかっていない。
何もしない人よりもやっている人の方が技術維持できている、という前提なのだろうけれど、Do,Do,Doではスキルは上がらず、PDCAを回すことが重要と言う意識が不足している。
きっとこうなると、国の資格を取って、最低限の学習しかしない人と、国は最低限であり、プロとして義務関係なく高める為に学習する人に分かれるのだろうなー、と推測します。
ま、多くの人は、楽な道を選ぶので、国家資格、最低限の学習で満足するのでしょう。
実務をしている人こそクライアントをより満足させるために字図殻を高める必要があるし、1級の指導をする人こそ、教える人間が学習しなくてその生徒が学ぶはずがない。

きっと民間の資格団体は、まずはキャリコンを増やす、企業に入れる、という流れの中で、育成講習の予備校的なポジションを争い、「国の義務」の「厚生労働大臣が指定する講習」に認められれば必ず売上が上がるのでその陣取りの力を入れるでしょう。マーケットで言うと、義務しかしない人たち向け講習が単品大量で収益を作りやすい。

なので、私は決心しました。
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posted by キャリア研修センター浦安 by田中春秋 at 15:29| Comment(2) | TrackBack(0) | よくある質問への回答 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする