2013年12月13日

1級技能検定の学科のアドバイス

キャリコン1級の学科のアドバイス欲しいと何本かメールもらいました。

1人1人返事するのは大変なのでここに書きます。
基本は以前に書いているこれを見てください。
http://xn--cckva6n2a9027a6l0c.jp/article/302723244.html

もうテストが明後日なのにこのブログ見ているような人に追加で少しアドバイス。

基本は昔やった勉強をもう一度きちんとおさらいする、です。
標準レベルやこれまでやった勉強は基盤です。

でもそのころと変化しているモノがあれます。
前日にちらっとぐらいは見ておくといいかも。
憶えるのではなく見るぐらいです。

キャリアコンサルタントの能力要件見直しのレポート
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r98520000016ueo-img/2r98520000016w8q.pdf
P92以降の見直し部分ぐらいは指導者たる者知っていた方が良い

厚生労働省 第9次職業能力開発基本計画
http://www.pref.shimane.lg.jp/rodoseisaku/syokugyounouryoku/9jikei_sakutei.data/kihon9.pdf

平成25年労働経済白書 特にそのまとめ
まとめ
http://www.mhlw.go.jp/wp/hakusyo/roudou/13/dl/13-2-6.pdf
全体
http://www.mhlw.go.jp/wp/hakusyo/roudou/13/13-2.html

頑張ってください

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posted by キャリア研修センター浦安 by田中春秋 at 20:53| Comment(1) | TrackBack(0) | よくある質問への回答 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年11月23日

熟練勉強会質問への回答

Q:心理学的には一般的に女性の相談は話を聞いてもらうだけで満足し男性のように解決(答え)を求めていないと言われていますが、キャリアカウンセリングでもそれは通用するのでしょうか?
A:http://xn--cckva6n2a9027a6l0c.jp/article/377460147.html
にグチについて書いているので読んでください。
Q:口頭試問が苦手です。上達する方法はありますか?
A:基本は「良かった点、改善したい点」以外は論述とほとんど同じです。論述を意識してやる事。面接の後、ケース記録を書く、論述の項目を書く、口頭試問できく内容を書く、というのに加え、面接の後に振り返りをICレコーダーに吹き込んで聞き直す等も有効な方法です。
Q:枝葉を取ったスッキリとした表現ができない自分にスッキリしない
A:長い応答を考えた後は、「結局何が問題か?」「だから」等もう一歩自分に問いかけてください。2段階でいいので、短くする練習をするとよいです。
Q:論述問題の問3.例えば自己理解のための策としてキャリアインサイトなど具体的に書いた方がよいのか。
A:自分が何をするつもりかを具体的にかけるなら書いた方がいいです。抽象的に「自己理解をさせるツールを使う」では具体的ではないので、自分が使う道具がはっきりしているならばそれを言えた方がやれる人だと証明できます。ただし、一般的でないツールは採点官も判断できないので、採点官に具体性が伝わるように、と意識してください。
Q:頭の中でわかっていても上手く表現・言い回しが出来ない
A:分かっても体はすぐ動かないので、PDCAを繰り返し慣らしてください。
Q:時間が不足している時の口頭試問の時にこれからこうしたかったと言えばよいのか?
A:過去形で言うと失敗したみたいに聴こえます。1回目が20分で時間が足りなくても、2回目来てくれるならそこで続きをやればいいのです、なのでこうしたかった、ではなく、2回目以降にこういうことをしたい、と言えば院です。
Q:問題把握のための技法の選択が難しい
A:基本は共同作業をしないといけないのでわかったふりをしない、ということです。
相手が言っている真意が分からないなら「****についてもう少し教えてもらえますか}、自分が知っている常識と違うなら「***という考え方もあるんですが、あなたはどう思いますか」等自分の考えをぶつけて相手が名で違うと言うのかを理解しようとする。
共同作業できるレベルまでズレをなくす努力をするということです。
Q:20分の終了までにどこまで進めればいいのか?
A:実践の面談であれば、せめて何に困ってどうしたいのか、問題と目標ぐらいは分かってくれないと2回目は来ません。技能検定でいうと、目標と方策が「できる人」と採点してもらうためには、方策の一歩目ぐらいは「次回はこれをやる」等言えないと60/100はつかないと思います。
Q:目標がRP中に変わった時には方策まで行けなかったらどうなるのでしょう?
A:カウンセリングのゴールとしてクライアントの前向きな変化。思考行動感情の前向きな変化と言っています。
目標がRP中に変わったというのは「自分が本当に目指すものはこちらだと分かった」と言っているのですから、思考の変化ができたということ。
つまり、いい面談だったと考えましょう。
Q:目標を共有するタイミングが難しい
A:問題が決まると目標も半分以上連動して決まるので、問題共有したら次は目標を考えてください
Q:思い込んでいるクライアントに決定的、断定的なことを言ってもよいか?(正社員て難しいですか→難しいです。諦めた方が良いですか→諦めた方が良いです等)
A:面接のプロセスが関係構築ならば、質問を通してクライアントは何を訴えたいのか推測してこらえると関係が深まります。
しかく方策のプロセスならば、プロとして正しい知識があるのなら、(できればIメッセージで)断定的なことを言うのも一つの方法です。
Q:時間がかかりすぎ方策まで行けない場合どうするか?
A:方策を全部やるのではなく、最初の一歩として2回目何をするかぐらいは言えると方策が分かっていることを証明できます。それも面談の中で言えなかったなら、口頭試問で次回何をやるつもりか言ってください。やれてなくても分かっていることは証明できるので、それで60/100つけてくれるかは採点官しだいです。
Q:相手の気持ちを理解することに質問を多く使ってしかいがちだが、質問は多く使わない方が良いと聞いた。目標の合意にはどうしてもつかってしまう。どうか?
A:質問には、カウンセリングの技法では「明確化」という「あなたのメッセージを私はこう理解しましたがそれであっているでしょうか?」という関係構築に役立つ質問形と、「質問・探索」という「ところでこれはどうですか?」という問題解決に役立つ質問形とがあります。明確化は関係構築のプロセスでも可ですが、質問・探索は関係構築のシーンではあまり使わない方がよい。でも問題把握のシーン(関係構築以降)であれば、分かったふりをするのではなく、良く分からないことを分かったふりしないために質問するのはOKです。
どのプロセスにいるかよって違います。
Q:面接のロープレで時計をどこまで気にしたらいいか?
A:面接が中途半端な状態で終わらないように。つまり、問題目標程度は終わるようにマネジメントできることが重要。ブチきりで割らない程度には意識してください。

以上
posted by キャリア研修センター浦安 by田中春秋 at 22:29| Comment(0) | TrackBack(0) | よくある質問への回答 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

指導勉強会質問への回答

福岡で実施した「指導レベル」「熟練レベル」勉強会の質問への回答を書きます。

<指導レベル勉強会の質問>
殆どの質問は以前の勉強会の質問と同じです。
http://xn--cckva6n2a9027a6l0c.jp/article/377562238.html
を参照にしてください。
Q:効果的な指導方法の具体的内容(バリエーション)を教えてください。
(ロープレ練習しか思いつかない)
A:自分がそのスキルを学ぶときに、どんなプログラムやどんな方法で学んだかを思い出してください。
スキルを教えるのに随分工夫しています。
単にロープレしたから学べた訳ではないでしょう?
ロープレするのにどういう指示をして、何を意識して振り返りしたか、どんなシートで。
基本的に、各スキルはどういう要素で成り立っているか、自分で分解して説明できるようになるとうまく説明できます。
Q:本人に気づきを起こすきき方として「どうすればよかったと思いますか?」など有効なものはありますか?
A:上記は言いきき方のひとつだと思います。クライアントは何を伝えたかったと思いますか?今だったらどういいますか?クライアントの問題は何だと思いますか?あなたは何をしましたか?どうすればよかったと思いますか?等、考えてもらう事です。
Q:コーディネート能力が特に難しい
A:なので1級で求めるのです。周りを巻き込む力、条件状況を変える力、等問題解決での高いレベルで求められる能力と同じです。
Q:解答用紙の各行内に的確な文章でまとめていまひとつ書けない。
A:まずは問われている内容に対し、実際は何をするとよいか分かる事が大切です。
後はそれを与えられたスペースにまとめる事。
これ国語の力(作者の言いたいことは何か、50字以内に書け、と同じ)なので、昔を思い出して頑張ってください。幹と枝葉を見分けることが大切です。
Q:口頭試問は難しく訓練が必要
A:論述が結構重なる部分多いので、固定物を使い練習してください。

以上
posted by キャリア研修センター浦安 by田中春秋 at 21:30| Comment(0) | TrackBack(0) | よくある質問への回答 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年10月15日

指導演習勉強会質問への回答

10月13-14日で実施した指導基礎演習の質問への回答です。
結局指導をするのを3回、カウンセラーとして指導を受けるのを3回に増やしたら、みんなフラフラヘロヘロで頭がクラクラしていたみたいです。

Q:口頭試問の答え方が何回やっても上手くいかない
A:基本大半の部分は論述で求めている答えと同じです。つまり、「そういう視点を持ってほしい」というメッセージ。変化するものに即座に答えるのは難度が高いので、論述のような固定物で考え方を練習するとよいと思います。そうすると慣れてきます。
やった結果答えるものは、最初はゆっくりでいいのでしっかり考えて答える練習をするとよいです。回数やると早くなります。
Q:自己紹介で2級検定対策をしていると伝えていいのか?
A:熟練性を表現してほしいのでどういえば同じ事実が凄そうに聞こえるかです。更に言えば、履歴書の書き方と同じで、凄そうな事実があればその事実を入れる。人数や年数や合格率などです。
別に言ってもいいけれど、2級検定対策をしているよりも「熟練レベルキャリアコンサルタントを目指す人の指導」を「約**人」とか「約3年」とか、或いは10人教えて5人合格した、とか。
要は指導してもらいたいと思うような事を話すわけです。
Q:口頭試問で弱みはどう伝えたらいい?
A:知りたいのはセルフアウエアネスができているかどうか。指導シーンを見ればその人の弱みは直ぐ分ります。弱みを弱みとして自覚し変える意思があれば改善されますが、気づいてなければ改善は見込めません。
なので素直に言えばいいです。弱みがあっているかが問題。
基本的に、検定の時だけでなくロールプレイを録音し、自分で聞き、課題を意識しておくといいです。
大体検定でもそれが出ています。
Q:解決策のバリエーションを考え付かない。これは経験を積むとか知識を増やすしか手立てがないのでしょうか?
A:ちゃんと手立てが2つも分かっているのでそこからやりましょう。基本の忠実なのが結局は早道です。
Q:指導プランが難しい
A:論述でも具体的にどうするかを聞かれますが、多数ある受講生の課題の中で何を選び、その課題を理解し乗り越える為にどの部分をを使って、どんなことをするのか、が具体的な計画です。
口頭試問でどういうかではなく、まず「意図を持って指導する」のが重要であり、それが指導プランを考えるという事です。意識していれば回答できるはずです。
Q:「職業倫理を理解し、自己理解し、高め続けさせる」(キャリアカウンセラーのプロとして成長させる)ということについて、雇用されている身としては雇い主側の意向との狭間に立った時の対処の仕方(身の振り方)についてもやっとしています。
A:倫理問題の指導は指導者にとって特に重要な指導テーマです。要は自分自身の倫理問題の対処の理解が低いから指導もできないという事なので、倫理問題についての理解を深めてください。
倫理は講座を開いても人気がないのであまり開催されないので学習機会が少ない。
ココに参考書を書いています。
http://xn--cckva6n2a9027a6l0c.jp/article/369936906.html
Q:やっぱりスーパービジョンを受けてみたい
A:パワーがかかるのであまり世の中に商品として出回っていません。大体各団体で今後売り物として伸ばしたい人に対し限定的に提供されている程度だと思います。
キャリ協の実務研修で新人の実施ですが受けることできる場があったので、そういう機会をうまく使ってください。
Q:問題の絞り込みが遅い
A:根拠なく絞り込むよりもゆっくりでも根拠を把握し、どこをやるのが受講生の成長につながるか考えてやった方が効果が出ます。最初は丁寧に考える練習をし、回数することでその丁寧な判断を早くやれるようにしましょう。早くすることだけをゴールにするのはよくありません。
Q:30分で指導関係構築がうまくいかなかった場合どう口頭試問でまとめたらいいか?
A:関係が出来てなければどうせダメなので言い方の工夫をしてもあまり意味がありません。それよりも指導関係ができるように工夫した方がいいです。
Q:問題を掴む-目標、が未だに苦手。
A:受講生が思っている問題・目標と、指導者としての評価がココには関係します。まず受講生が思っている問題・目標であれば、簡単な方法は私がいつも書くカウンセリングのプレスのフレームをシートに書き、「それぞれ自分はどんな風に自己評価してますか?それはこのケース記録の面談では具体にどういう風に表れていますか?」と質問し、本人が思っている問題点とその具体的な事例を共有し、「では今後どんなふうに成長したいと思ってますか?」と質問すれば、受講生が思う問題・目標は共有できます。
評価の方は、各プロセス評価する観点が分かっている事と、実際に実施した面談を論理的に(事実と評価する観点を把握し)評価することが重要です。
Q:論理的でないので、その作業と訓練方法
A:論理性については子供向けや学生向けの本もけっこう出ています。ロジカルシンキングのような高度な本でなく、簡単なものでいいので1冊読んで練習るとよいと思います。
Q:講義のチェックシートで3だけプラス(+)マイナス(-)があるがなぜか?3ではダメなのか?
A:技能検定の場合各要素毎60/100以上というような基準があります。600/100以上は5段階だと3+(3プラス)以上程度。3では不合格。なので、3だけプラスなのかマイナスなのかをつけさせています。
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posted by キャリア研修センター浦安 by田中春秋 at 10:54| Comment(3) | TrackBack(0) | よくある質問への回答 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年10月14日

関係構築から問題解決勉強会質問への回答

10月12日福岡で関係構築〜問題解決までの勉強会と、夜はキャリアカウンセラーの交流会を実施しました。
交流会は貴賓館という歴史的な建物(国の重要文化財)の一角を借りて行い、約50名がひたすら話しまくっていた楽しい時間でした。ネットワークが広がったことを期待しています。

さて、勉強会での質問にお答えします。

Q:20分でまとめようと思い、感情をしっかり聞いていないのでは?
A:短時間しかない面談の場合、感情を捉えなければ先に進ませてもらえないので、長い時間の面談以上に捉える意識をしてください。だいたい、感情はメインテーマの手がかりでもありますから、無視すると先に進まない。
「しっかり聞く」ですが、多分もっと長い時間をかけて十分聞かなければならないのでは、と不安を感じての質問だと思います。自分がクライアントで、何かに困り何かを手に入れたくて相談に来、初回の時間が20分しかなかった時、その感情ばかりを延々話したいでしょうか?
来談の目的を忘れているその場の感情に流される方もいらっしゃいますが、「解決したい」と本当に思っている人であれば、個別の感情をもっと話したい気はするものの、「思いがある」ことに気づいてもらえれば、「しっかり」は後日でもいいので、まずは「何に困ってどうなりたいのか」「この後どうすれば問題から脱出し目標に行けるのか」「この人と続けていけば欲しいものが手に入りそうか」20分で目途ぐらい立てたいと感じるものです。
結論で言えば、感情をしっかり聞いて問題や目標が分からないままではクライアントも結局途方に暮れるということです。感情をしっかり聞いて、結局問題や目標が伝わらないままのカウンセラーは、ガス抜きにはなるけれど解決には役立ちません。
ただし、感情があまりに大きく、今回の面談は感情を受け止める事だけに専念し、問題目標は次回実施する、という戦略も感情の大きさによってはあり得ます。そこはカウンセラーの自己判断が必要です。
(追加:解決したいと思って訪問したのに、本来の目標を忘れ、目の前の感情を話しているうちに時間が無くなり結局解決の糸口が手に入らないというタイプのクライアントもいます。カウンセラー視点の問題として、このクライアントは目の前に感情に囚われて大事なものを手に入れそこなうという事を繰り返しているだろうという視点をもつことが必要です。そういう人にどう対応するかというカウンセラーの自己判断でもあります)
Q:うまく話をまとめたり、時間の調整をするコツが分からない。
A:意味への応答を参考にすると、どういう事柄に対し、どういう感情があるかを表現する。伝えたい対象や状況は何か、それをこの人はどう感じているか、シンプルに言うとまとめやすくなります。
短い時間の面接の時間調整は私もまだ慣れません。半端な部分で終わらない為には、「問題共有」「目標共有」等ある意味小さな区切りを作ることが安心感がある気がします。
Q:問題をはっきり言わない方への良い質問のかけ方は?
A:多分問題の絞り込みや本当の問題は何かが整理できないクライアントにどう対処すればいいかということを言っているのだと思います。
検定ではメモをかけないので、使えませんが、現場でやるとよいことは、まずは問題や気になっていることを全部書き出すということです。全部書き出して、可視化し、で、グルーピングや関連性や重みづけ緊急度等考えながら見ていくと、問題の核心を整理できます。
カウンセリングはこれと同じことを言っては消える言葉でやるので難度が高い。紙に書くようにひとつひとつカウンセリングの中で整理していくということです。その意味では、傾聴しながら、カウンセラーが整理を進めてください。
Q:グチを吐きたい。主訴が吐き出しだけでもよいのか?
A:グチを言うだけだったらカウンセラーのような専門職でなく友人や飲み屋で言ってもらえばいいと思います。グチと捉えるとカウンセリングの本来の目標である行動化に繋がりません。
例えば上司が嫌な奴で、というテーマとして、グチだと聞いて終わり。でもカウンセリングとして捉えるのならば、「上司が嫌いで、仕事が楽しめない、やる気にならない」が問題。「昔のように楽しく仕事に向き合う方法を見つけたい」が目標で面接を行い、結果やる気が戻り(モチベーション向上)、仕事の量や質を増えたのであれば、これは企業内カウンセリングでも報酬をもらえます。
言うだけで行動を変える気がないのか、何かを変えたくて相談に来ているのか、ここが分かれ目です。
Q:問題・目標の共有は言葉で伝え返しているが、本当に共有できているのか?
A:できているかどうかの手がかりは伝え返した後のクライアントのフィードバック。表面的な言葉だけでなく、ノンバーバルも含めそうだと言っているかちょっと違うと言っているか確認してください。ちょっと違うならどこが違うか本人に聞き修正する。それでも、面接を進めるとクライアントは「やっぱりちょっと違ったかな?」と思うケースもよくあります。そうしたらまた修正する。面接はらせん状に進む、行ったり来たりしながら進むので、絶対的な本当でなくてもいいのです。
Q:漠然としている問題を相談されてしまった時、どう整理していいか分からなくなります。
A:分かったふりをしても共同作業にならないので、***までは分かったんですが、そこについてもう少し具体的に教えてもらえませんか?等言う方法があります。きっかけは、とかどんな時に、とかですね。
と問えばエリスの論理療法(REBT)の、「A:出来事・きっかけ」-「C:結果・感情」をクライアントが語り、その背景に「B:考え・信念」のフレームで考えると、Cの漠然とした不安だけ言われても良く分かりませんが、ABCを整理すると結構整理できます。
Q:CLが自分のカウンセリングで本当に良いのか自信がない。
A:面談の最後に「今回の面談で分かったこととか気づいたことがありましたか」「来た時と今とで何か変化がありましたか」のような質問をすると、変化があったかほとんどなかったのか分かります。小さくても変化があれば役に立ってます。小さな変化が大きな変化に繋がるので。
他の人ならもっと大きな変化を生めたかも、というのはありますが、自分が変化を生めたのか、次回同様の面談の時にはもう少しだけでも変化を大きくできるように自分が成長できるよう努力すると思ってください。自分が日々成長すればクライアントに与える変化=価値も大きくなります。
Q:自分の枠だけで判断していないか?
A:論理思考に自信がない、ということですね。怪しいと思った時に「なぜならば」と理由を他人に説明するイメージを持ってください。自分ひとりだと論理性はいらないえれど、誰かに説明しようと思うと論理性が必要です。練習としては書いてみる。それを読んで、自分が納得するかなー、何が変化、何が足りないかを考えると良いと思います。
Q:共有することが難しい
A:共有しないで共同作業をするのはもっと難しいので、努力してみてください。完璧でなくても共有できた分ぐらいずれにくくなります。
Q:リフレーミングのこつは
A:傾聴や問題共有のシーンだと、「だったら**さんは、」「じゃあ**さんは」等を意識して頭につけるとずれにくくなります。
Q:CLが「これが問題です」とジャッジできる能力があるのか疑問。自己理解の能力が全ての人にあるという前提でカウンセリングしていくのに無理を感じる
A:CLに本当の問題を最初からジャッジしてもらいません。CLにジャッジしてもらうのは「あなたが困っている問題」「あなたが本当に困っている事」です。正しい情報がなければ正しい判断はできない。素人なので真の問題は最初からは分かりません。
でも、CLが何が困っているのか本当の意味で分からないと先に進めません。大体、解決行動をするのはそのCL自身なのですから、自分が困っている事とカウンセラーが言う解決策とが繋がっていると思わなければ行動しないので効果は生まれません。
自己理解の能力が全ての人にあるという前提でカウンセリングを行うのではありません。エドウィン・ハー先生のカウンセリング定義は、詳しく見ると「自分の行動に責任をもているクライアントが」という文章が入っていて、自分の行動に責任が持てない人はカウンセリングが効果を出せるわけではないのです。まずは指導教育矯正が必要な場合もあります。しかし、多くの人は自分の行動に責任を持っているし、多少責任を持てない面もあるけれど、責任を持てる健康な面に働きかけ改善をはかることもあります。
Q:話を変えるかと思い、質問のタイミングが分からない
A:相手が伝えたいことを意識し、それを理解するための質問であれば別に話は大きくは変わりません。分かったふりをするのではなく、伝えたいことをしっかり分かる、あるいは何に困っているのかしっかり分かるために質問してください。問題目標が共有できたら、プロとして解決のために必要な質問もあるはずで。そこは解決方法がわかっているか、が大事です。
Q:問題の解決方法が今ひとつわからない
A:過去の先輩たちが実践し、集約した知恵をまとめたものが理論です。キャリア問題の解決にはキャリア理論が役に立ちます。勉強するといいですよ、。キャリア理論だと渡辺三枝子先生の本が定番です。
Q:CLが問題点を把握している(クライアントが課長で部下の訪問回数が少ないので改善して回数を増やしたい)が、具体的に回答を求められても回答が見えず堂々巡りした。
A:堂々巡りしたのは表面的な問題で留まったからです。もっと問題の本質を自己理解してもらう。増やしたいなら命令すればいいだけ?何に困っているのか?命令したくないのか、命令しても聞いてくれないのか?今は部下の事を問題にしていますが、自分に向かないと解決には進みません。問題の核心を理解する、というのを進めるといいと思います。
Q:根拠と判断レベルが一致しているか、とは?
A:例えば根拠の発言が「最近仕事が多くて、3時間とか4時間半とかしか寝れないんです」というのを根拠に「うつ病だ」は言い過ぎですよ、というようなこと。手がかりかも知れないけど、そこまで言うのは情報不足ではないか確認必要と言っているだけです。けっこう根拠よりも強く判断される方いらっしゃいます。
Q:これまで自分の団体ではクライアントの状況を知るために多く質問をしなさいと言われたが、今日は必要な質問をしなさいとやや違って感じた。
A:多く質問しても自分の問題や目標に関係ないと??と感じます。効率上も無駄。しかし一方で「必要」かどうかの判断が難しい。必要な情報を一番知っているのはクライアント。なので、効果的に必要な情報を集める最も有効な手段が傾聴です。その上で、「問題」「目標」が共有できれば必要な情報で足りないものを聞く。目的意識なしに質問で情報を集めると、それがノイズになって問題や目標が逆に分からなくなります。
その団体で言いたかったことは、あまりに質問をしてはいけない、という風潮が蔓延しているので、「今よりも多くしていいですよ」と0に対して多くと伝えたつもりではないでしょうか?0ではなく必要な情報は聞いてもよい、と。
無制限にタダ情報集めろと言いたかったのではないと信じたいと思います。
Q:クライアントの時に提案されて「もっと理解してほしいと物足りなさを感じた。これは甘えか?
A:普通です。提案されても自分の問題や心理的シーンとあっていないと受け入れません。カウンセラーとしては言葉で同意してもノンバーバルで違和感がありそうだ、と感じるセンスが重要です。
Q:相手に確かめないといけないことを聞けてないことが2回あった。
A:必要なことはクライアントは何回も言うので三振前に捉えることができるように努力しましょう。更に、クライアントにとって重要な場合、三振してももっと強い表現で伝えてきます。あわてない。
Q:キーワードの探し方
A:まあ、最初に言ったこと、感情がついていること、繰り返している事等を手掛かりに、自分のセンスでこれが大事?と確認してみることです。キーワードというよりも、伝えたい事理解ぐらいがいいかな?相手かまわず****はキーワードと誤解されても困るから。人により問題により大事なものは違います。言葉が独立して大事なわけではない。
Q:「問題」というう言葉を使うのが良くないのではないかと思った。課題はと言った方がCLの反発を受けないのでは?
A:「問題」はカウンセラーの学習用語です。クライアントがフィットする言葉で使う。私は「困っている事」とよく使います。相手やその問題状況により言葉を変えてください。これは他も同じで、4Sトランジションの「戦略」は「工夫したこと」とかね。
Q:自分の得意な技法が分からない
A:自分がやっているカウンセリングを整理してみてください。大体理論を知らないとどれを使っているかは分からないので、理論の学習をして照らしてみてください。
Q:わからないことがわからない、という抽象的な表現をされているケース
A:これだと何に困っているか(だから何に困っているのともう一歩踏み込んでもらわないと進まないのだけど)抽象的なケースで「何が問題か分からない」というケース説明します。この場合、問題が分からないので本質的な問題解決行動に移れません。なので、最初の問題目標を
問題:何が問題が分からない→目標:自分にとっての問題は何かを見つける、を最初の入り口にして、問題が分かって次のカウンセリングン進むというのも一つの方法です。一歩一歩すすめばOK。
Q:多少違うのに「そうです」と返すCLのズレをどう発見するか?
A:CLはカウンセラーに嫌われたくないので、けっこう「そうです」と違っていても言います。言っている内容の不整合やノンバーバルに注意するしかないし、まあそこで気づかなくても変な方向に行って困るのはCLなので、どこかで修正したくなりますからそこで修正しましょう。
面接を逐語にして確認すると、そういう「そうです」と言う人も返事で差があることをよく発見します。
「まあそうです」「そうです」「本当にそうです」という表現の違いや、声の強さ、速さ等結構違います。
ノンバーバルは大事ですよ。
Q:良く話さないCLに対処(テストのクライアントで話してくれない人がいるらしい)
A:傾聴技法をしっかりやるしかないです。言葉或いは態度を通じて、分かったことを返す。
テストのクライアントで話してくれない人のような話は私も結構聞きますが、クライアントの問題よりも自分のスキルの問題と考えた方が実態に合っていると思います。
大体クライアントは相談をする業務委託をされてきているし、不自然に黙れば試験官の上級カウンセラーが「不自然だからちゃんと相談したいクライアントの気持ちになりなさい」と指導されるはずなので、「話さないクライアント」ではなく「話しにくい応答」をカウンセラーがしていると思った方が妥当だと思います。
クライアントの第一応答は、テストの場合条件を同じにするためにほとんど同じことを言うように設定しているケースが多いのですが、同じことを同じように言うのに話が弾む人と、「はい」だけで返事が言いにくい人の差がでます。
多くの場合、カウンセラーの応答が「言ったことレベル」「事柄・状況として返している」場合は、話がはずみません。あってはいるけれどだから??とクライアントは感じます。
そこで1-2秒間があき、カウンセラーが不安になって質問をはじめ、質問答え質問答えの魔のループに入り、何を聞けばいいかカウンセラーが行き詰まり自爆する。
話してくれないクライアント、と感じている人は、自分のロープレの最初の5応答程度でいいので逐語に書き、行ったことレベルでないか、状況で戻してないか確認してください。
傾聴のレベルを上げることが大事です。

以上お返事でした。

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posted by キャリア研修センター浦安 by田中春秋 at 07:46| Comment(2) | TrackBack(0) | よくある質問への回答 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする