2016年01月04日

新年の抱負

みなさん、あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。

今年は大きな変化の年になります。
キャリアコンサルタントの国家資格化。国力向上の為にキャリア支援する人材が企業の中で支援していく絵(キャリアコンサルタントを5万人から10万人に増やし、その増加分の大半を企業に配置)を描いており、その基礎として、これまで民間団体がやっていた標準レベルの資格を「国家資格」にする事が決定しました。
技能士も含め、この国家資格化により「最低限の継続学習」をすることが義務付けられます。この義務は、レベルが落ちないようにするための最低限の学習。

国家資格になり、最低限の学習でよい、となれば、ある程度の比率は民間の資格は更新することをやめ、学習も最低限にし、名刺に国家資格をかければよい、という判断をするのではないでしょうか?
国家資格キャリアコンサルタント、国家資格キャリアコンサルティング技能士2級(熟練レベルキャリアコンサルタント)、国家資格キャリアコンサルティング技能士1級(指導レベルキャリアコンサルタント)、このタイトルを取ることがゴールになってくる。

でも違うと私は思っています。プロはタイトルを取ってからがスタート。クライアントに価値提供するには際限がないし、生涯自分自身を高めていく必要があると思っています。
多くの人は「タイトルを取って終わり」と資格をゴールに学習するのかもしれませんが、そうではない、もっと高い志を持った人たちと高めあう仕組みを作りたいと思っています。
大体、10万人がキャリア支援の仕事の席取り競争をするのです。スキルが高くなければ良い仕事など手に入るはずもない。

資格を取るまでの学習は今後色々な意味で充実してくると思います。
収益を考えると、多くの団体は資格取得と最低限の継続学習を中心に大都市圏で実施せざるを得ない。
だからこそ「もっともっと高める」や「試験に出ないけど大事」や「地方」をキャリア研修センターはテーマとして実施していきたいと思っています。

まずは指導者向けの少人数での継続的な学習コース。
私が直接見ることができる、1日4人を集めてじっくりと学ぶコースを立ちあげたいと思います。まずは本当に小さく、対象を限定して、少人数で。
小人数だけでなく、自分の指導を聞き直し振り返る宿題も出し、当日だけでなく終わった後も学習するようにする。
本当に自分を高めたいと思っている志の高い方限定で実施したいと思っています。
http://career.on.arena.ne.jp/

もうひとつが交流会と検定では出ない内容のワークのセッション。
以前に交流会をやりましたが、お互い同士もっとじっくり話せる場にしたい、と思い、人数を絞り、ワークよりもお互い通しの対話の時間を長くしました。
深く語り合える心からの仲間を増やしていただきたいと思います。
ワインやスナックも用意しますので、リラックスして参加してください。
私とパートナーとでお待ちしております。
http://career.on.arena.ne.jp/

他にもやりたいことは沢山あるのですが、変化の時期でもあり、なかなか日程が取れません。
ゴールデンウイーク(4/29-5/1)は岩手県盛岡市で出張研修をやります。
東京でしか講座が受けにくい仕組みを変える為、ある程度人数がまとまったら全国の各地でスキル研修を実施したいと思っています。全国行脚は将来の夢。
盛岡での講座は
4/29-30が1級向けの基礎講座。論述も使って基礎を確認し、実際に指導の練習もする内容を予定しています。
5/1はノンバーバルと交流会をやろうと思っています。
これも2月には内容決めてホームページにアップしたいと思っています。

なかなか忙しくてうまく進めていませんが、一歩一歩進んでいくつもりです。
ご協力よろしくお願いします。
                           キャリア研修センター 代表 田中春秋
posted by キャリア研修センター浦安 by田中春秋 at 21:14| Comment(2) | TrackBack(0) | キャリアカウンセラー:セミナー勉強会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年05月06日

論述勉強会質問への回答

昨日今日福岡の自宅でやった論述勉強会の分からない事・質問への回答を列記します。

Q1:表現方法。短くとは箇条書きでも論理的ならよいのか?
A1:どう書くかよりも、クライアントにどう伝え、どう実行するか、です。
問1、問3の前半はクライアントにどう答えるか(どう共有するか)をベースに考えます。
箇条書きで書くということは、例えば問1では
「あなたにとっての問題は、1)仕事は充実しているが家族の時間がうまくつくれなくて困っている 2)その対処方法として転職を考えているが、本当にそれがいい方法なのか自信がない この2つだと思うのですがよろしいでしょうか?」というというだけのこと。別に箇条書きだからと言って困るわけではありません。
問2、問3の後半の場合は直接表現としてクライアントに言わないことも多いので、別に箇条書きでも何も困りません。
つまり、箇条書きでもいいですよ、ということです。

Q2:第9回目の論述で、CLは社内異動は眼中にないようなのに、方策の中で「社内では・・・、社外では・・・と情報を与えることでCLが受け入れるか疑問。
A2:カウンセラーがCLが転職と言っているので転職だけ検討すればよいと思っているのならしかたありませんが(単にカウンセラーの力量不足)、問2でカウンセラーが営業で顧客のニーズをくみ上げる力やコミュニケーション力が付き、それは良いSEになるために必要な能力である、と気づいているのであれば、CLが気付いてないから転職させればいいというスタンスは倫理的ではありません。問題はどうすれば受け入れるかです。
大きくは関係性を深めCLが聴けるタイミングを見究め伝える方法と、クライアントが求めるゴールに紐づけて違和感ない形で提示する方法とがあります。単に言っても受け入れません。
まずは一番の基本である関係性を深め、「転職しか方法ないと思っているかもしれないけれど、人事の気持ちを動かせば2年待たなくても移れる可能性もあるので、理想のSEになるにはどの道がいいか、幅広く検討した方が良いと思うがどうか?」というような提案を入れたうえで「社内」の話をする等やれるようになってください。関係つくりがうまければ面談は自由です。

Q3:自分の面談もこれにならっておこなえているかと考えさせられました。
A3:論述の問題は実際の面接で関係構築以降どうすすめるか、の知的理解と同じなので、実際の面接にあわせて考えると理解が深まると思います。自分の面談とシンクロさせて考えてみてください。

Q4:回答用紙の広さと回答の長さは関係があるのか(イメージとして論述問題は用紙の7割ぐらいは埋めないとダメな印象がある)手短にすっきりまとめると回答用紙の空白が目立つ。
A4:論述は学科試験ではなく実技試験です。実際の面接では長く話せば話すだけ、分かってないと感じます。なので、欄を埋めることを意識するのではなく、どう言えば共有できるか、誤解されないかを優先してください。
蛇足ですが、面接の口頭試問も同じです。口頭試問10分だから、10分ギリギリまで話した方が良い、と考えていると、それを聞いた方は「話が長くてどうわかっているのか全然わからない」と感じます。質問に対し、スッキリわかりやすく答えてください。

Q5:フリーのカウンセラーとして収入を得る方法を教えてほしいです。
A5:http://xn--cckva6n2a9027a6l0c.jp/article/195855227.html
等を参考にしてください。
私のブログ
http://xn--cckva6n2a9027a6l0c.jp/
に他にもいくつか手がかりを書いています。
基本は、行動変容を安定的に提供できるAクラスのカウンセラーであれば、企業特に人材サービス企業が
本来けっこうな給料を払ってでも欲しい人材です。

Q6:「見立て」でもっと自分の考えの幅を広げたいのですが、何かいい方法はありますでしょうか?
A6:認知的アプローチを勉強するとうまくなります。私がやっている講座だとGCDFの方はキャリアカウンセリング協会で國分ビデオで学ぶ・・・1日コースで、GCDF以外の方は、キャリア協議会の面談力強化講座専門コースの認知編(今ホームページ見たらなくなっていました。日程あまりあげれなかったので今年は諦めたのかも)、私も2年に1回ぐらい認知的アプローチを学ぶ、という講座をキャリア研修センターでやっています。
私の講座を待っていてもいくになったらやるか分からないので、まずはエリスの論理療法の本を読むところから始めてみてください。

Q7:論理的思考が難しいと思いました。カウンセリングの時は相手の顔が見えるので直感でやれるので、文章もダラダラになってしまいます。
A7:ビジネスの世界でも「問題解決」の質を上げるために「論理思考ができるようになる」と求めるので、後半工程を考えると是非論理思考やロジカルシンキングの導入書等読んで力をあげてください。
更に言えば、論理思考は異文化の人とコミュニケーションするためには絶対に必要なコミュニケーション理論です(阿吽の呼吸の同質文化ではそれほど求められませんが、価値観が違う相手とコミュニケーションするために作られた方法と言ってもいいくらいです)。いい機会のなので頑張って学びましょう。

Q8:たくさんある目標、方策から、CLの心理ステップにあわせて設定するのが難しいなと感じています。現実社会と照らし合わせながら考えるのがなかなか難しいです。
A8:その通りだと思います。すぐにはできなくても、少しずつうまくなっていってください。

Q9:目標設定の方法。自分の目標設定が低い気がしてました。
A9:クライアントがあなたとわざわざカウンセリングしたいと訪問し、お金を払う訳ですから、最低でもここまで進まないと来た意味がない、金払いたくない、と思う様なゴールがあるはずです。せめてその最低以上の目標でないと、プロとしては成立しません(アマチュアでお金を貰わないのであれば、下手で進まなくても仕方ないと思ってもらえるけれど、プロには期待がある)。それ以上の目標を共有し、実現できるようになってください。
よくある低い目標は「一緒に考える」とかいうもの。面談をはじめ一緒に考えただけで目標達成になります。でも、それではCLは満足しないと思います。

Q10:何度も言っている感情・表現を網羅して回答用紙に書き込もうとしていたことで、長文になる事がありました。
A10:国語の問題です。作者が言いたかったことは何か、50字以内で記せ、と言う問題が出るように、相手が言っていることを適切に要約することは「理解している」証明になります。
切り捨てる勇気を持ってください。

Q11:面談中に「こう思っているです」と相談されると、目標設定する前にすぐ行動を促してしまう。これでは相談ではなくなっていたのかな、と思っています。
A11:問題・目標を共有する前に解決策を掲示しても、効果はあまりあがりません。
問題・目標を握るまでは解決策を提示しない、と意識するだめでも、面談はうまくなります。

Q12:得意な戦略(型)をつくったほうが良いのかどうか?
A12:どの理論でも深めると似てくるし統合的になってきます。
色々な理論を理解するためには何か土台があった方が「違い」として理解しやすい。
得意な型1つ。その型が苦手な問題を解決しやすい補助的型をもうひとつ。最低2つの型を持つ事をお薦めします。1級レベルになると、色々な理論を使い分けできるようになってほしいのですが、入口は得意技1つからです。

Q13:どこまで書き込んでいくのか。説明が足りないと伝わらないが、書き込みすぎると逆に分かりにくくなる。
A13:こういうのは塩梅(塩加減)です。少なすぎたり多すぎたりしなから、いい塩加減を体得してください。

Q14:論述とロープレと同じことは分かるのですが、ロープレが難しい(面接の試験対策も開いてほしい)
A14:難しいからどうするかです。誰かに与えてもらう事を期待しても、なかなか誰も与えてくれません。
面接をひとりで体得するのは難しいので、仲間を募り、周りを巻き込むのが問題解決の基礎。スカイプでも電話でも練習にはなるので、仲間を見つけ高めあってください。

Q15:勉強不足なのか、頭がまわらないのか、先生の話が早くて理解できていないと思います。教の勉強を振り返ります。
A15:早くて済みません。3時間で約10人×2ケースの回答に全てコメントしようとしたので、十分質問もできないまま次に進めたことお詫びいたします(基本的に私のスピードは速いのでゆっくりかみしめたい方は苦労していると思います)。自分の分はよくわからなくても、多くのケースを通して結局同じメッセージしか言っていませんので、振り返る事でメインメッセージを捉えて頂きたいと思います。

以上です。
勉強会参加お疲れ様でした。

勉強会に参加されていない方も、検定論述で迷っている方は、何か手がかりがあるかもしれません。
posted by キャリア研修センター浦安 by田中春秋 at 22:30| Comment(0) | TrackBack(0) | キャリアカウンセラー:セミナー勉強会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年01月31日

ジョブカード

今更ながらジョブカード講習会に行ってきました。
驚いたのが標準レベルキャリコンの資格を持っている参加者は1/4だけ。3/4はカウンセリングまだ勉強していないけれど、会社が職業訓練を受託したので、ジョブカードが条件になっているから資格を取りに来た、という人達でした。
みなさんは知らないと思いますが、今のキャリアコンサルティング技能検定(国家検定の方です)。厚生労働省は技能検定よりもジョブカードの方に関心があり「標準レベルの関係構築しかできないカウンセラーでは人材育成を目的とするジョブカードの活用は難しく、育成ができるカウンセラーにジョブカードをやってもらう為に早く技能検定やれ!」というものでした。
単なるマッチングではなく、そこで自分を変えよう、***分野で成長するために***にチャレンジしようというカウンセリングができる人が必要だという主張は正論であり素晴らしい施策だと思いました(国力向上には国民の成長しかないということ)。ただ、すぐには数が揃わないから、しかたなく当初は「暫定的に1日講習を受けた人でもやっていいことにしよう。人数がそろい次第国家検定合格者に移行する」という繋ぎとしての施策だったはずです。
熟練レベルである2級技能士はまだ少なくても、今や標準レベルキャリアコンサルタントは5万人(最低でも3万人)はいるのですから、せめてジョブカードは標準レベルのキャリアコンサルタントぐらいを条件にすれば良いと思うのですが、どうでしょう?「質を上げる」と言いながら、片方で1日のセミナー参加だけでテストもせずに「認定キャリアコンサルタント」というタイトルを与えるのがいいことだとはあまり思えません。
どうもジョブカード2020年300万件の数値目標のために、本来の成長させるという目的を忘れている感じがします。厚生労働省は手段が目的化しているのではないですか?だいたい、ジョブカード事業というのもおかしくて、国民の成長が目的、ジョブカードは手段、名前から見直した方がいいかと思います。

講師もかわいそうです。ジョブカードの仕組みとルールを教えた後、約半日でキャリアコンサルの知識を教えて、すぐクライアントに実践できるようにしろ、と言われても、できる訳がありません(片方で130時間の訓練しないと標準レベルにさえ認められないと言っている役所が半日で認めるフレームもおかしい)。厚労省も発注内容が無謀です。こんな「研修しました」というアリバイつくりだけの研修やるぐらいなら、ネットのビデオ講座で資料も無料ダウンロード。その代りにやれるかどうかのテストだけ延々やるとかの方がよほど質の向上に繋がります。この研修、受講者が「できる」と思うと失敗で、「まだできないからもう一段勉強しなきゃ」と思わせるのが本質的な成功。でもそれだと受講生の評判も発注元の厚労省の評価もよくないだろうからできてないことを気づかせないで帰すことになる。
もう一度厚生労働省はジョブカードについて、目的と対象を見直した方が良いと感じました。

ちなみにジョブカードの評判はあまりよくありませんが、国民の能力開発のツールとして可能性はすごくあります。しかし細かすぎてあれ普通ではとても運用できない。運用できるように職務経歴書に獲得した内容と入れるとか職務経歴書とかをジョブカードと言っているけど、本来もっとも大切なのは「評価」の部分です。こういう複雑なもののマッチングにはシステムが便利です。ジョブカード―マッチ、みたいな、ジョブカードで見る個別の能力レベルと、業界や職種、今求人している会社が求めている能力レベルをマッチングするシステムを作ると価値が大きくなると思います。人材をフル活用できる。
まとまった時間が出来たら、企画書を書いて厚生労働省に提案しようと思います。
色々アイディアが浮かんだ一日でした。
posted by キャリア研修センター浦安 by田中春秋 at 20:38| Comment(4) | TrackBack(0) | キャリアカウンセラー:セミナー勉強会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年10月10日

福岡の論述勉強会午前もオープンします

福岡での論述勉強会、1日で午後の枠がオーバーしてしまったので11月26日
午前のコースもオープンします。
申し込み順で午前、午後の調整をしますが、多分午後が満席になった模様。
スマートフォンでメールは見れますが、調整するのは福岡に戻るれる1週間以上先になります。
午前午後の優先順位を書いて申し込みをお願いします。
枠がないのでこまっている人優先でお願いします。
田中春秋
posted by キャリア研修センター浦安 by田中春秋 at 22:34| Comment(0) | TrackBack(0) | キャリアカウンセラー:セミナー勉強会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年10月09日

福岡での論述の勉強会

熟練レベルキャリアコンサルティング技能検定の「論述」で、一般論は分かるのだけれど自分の回答の課題が何なのか見てほしい、と強く頼まれ、比較の中の方が理解しやすいので、福岡の私の自宅で10名限定で11月26日に勉強会をやることにしました(前回も4月にやりました)。
福岡近郊で論述で困っている方はどうぞ(頼まれてちょっとやるだけですし、人数枠も小さいので遠距離からの参加はご遠慮ください)。

プログラムや事前課題、料金等は
http://career.on.arena.ne.jp/1126ronjyutu.pdf
でご確認ください。

尚、10月11月はけっこう仕事が忙しく、7-10日程度ツアーに出るケースがけっこうあります。
外出先で申込み管理が難しいこともあり、返事が遅くなることを先にお詫び申し上げます。

では

田中春秋
posted by キャリア研修センター浦安 by田中春秋 at 15:49| Comment(0) | TrackBack(0) | キャリアカウンセラー:セミナー勉強会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする