2017年04月07日

閃いたこと

先日キャリアカウンセリング協会のトレーナー勉強会(毎月講師は定期的に学習し、欠席した人はビデオで見れるようになっている)で、「これまではカウンセリングについてに学習中心であったものを更に学習内容を追加し拡充することや先輩講師の技術伝承を強化する」という方針発表があった翌朝未明、「あ、そうか」と閃くことがありました。

私はカウンセリングを「共同作業」として説明しています。でも一方で、本当に共同でないとダメなの?と言えば、ゲシュタルト両方のパールズなどは共同でなくクライアントの自己理解が進めばよいと考えているように感じています。
気になっていたのは「(カウンセラー関係なく)クライアントが解決」でもよいのか、「共同作業として一緒に解決」なのか。

振り返ってみると、技術伝承で先輩のトレーナーに「ぜひこういう面を更新に伝えてほしい」という話をしていたから。シナプスが夜に無意識につながったのだと思います。

閃いたことは「いくら個人でできたと言ってもそれは頭打ち。自分の経験知識感性だけでなく他者のものも取り込めた方がより良いものができる」ということ。
だから(ここからが本題です)
「自分で解決」は解決できないよりマシだけれどもっとよい解決策がある。
「カウンセラーと共同作業で解決」も独りでやるよりはマシかもしれないけれどそのカウンセラーがベストである可能性は現実には高くない。
「カウンセラーとの共同作業を体験することを通して、他者を巻き込みよりよい解決ができる人間になること」が大事なんだ。共同作業でやったと言ってもカウンセラーが一方的におんぶにだっこしたのでは他の人を巻き込めない。

少なくとも「解決」のプロセスはきっとそうなのだろうなと自分で整理できました。
posted by キャリア研修センター浦安 by田中春秋 at 13:04| Comment(1) | TrackBack(0) | 日記(春秋) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
田中春明様
 ご無沙汰しております。田辺康広です。

 興味深いテーマだったのでコメントを残させていただきます。

 まず、この議論をする時に「解決」をどう定義するか、がとても大事なのではないかと思います。『状況が改善できた』も解決ですし、『状況改善へのヒントが得られた』も解決の範疇ですね。

 で、さらに大事なのはプロセスの捉え方ではないでしょうか。個人で行うプロセスであれ、共同作業として支援者を交えてのプロセスであれ、プロセスそのものが進められればもうそれは解決へのステージなのかもしれませんね。

 私どもの米国本部は情緒教育プログラムとして著名な「セルフサイエンス」の先生向けマテリアルの中で"Process is Content.(プロセスそのものがすでにコンテンツである。)"と言い切っています。

 キャリア形成支援を進める中で、私たち支援者は支援プロセスの質をどう高めるか、維持するか、大いに期待と責任を担わされているのではないでしょうか。

 このことに”喜び”とともにその”重さ”をひしひしと感じています。

 田中様のますますのご発展を祈念するとともに、私たちへの啓発活動に感謝です。

Posted by 田辺康広 at 2017年04月11日 14:56
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