部屋の片づけをしていて、大先輩(産業カウンセラーで私よりもはるかに理論に詳しい方)から頂いたグロリアと3人のセラピストの分析が出てきました。
示唆に富んでいるので、一部を皆さんにご紹介します。
@カウンセラーとクライアントの発言の比率
ロジャーズは4:6よりもクライアントが話す比率高いぐらい。
パールズはほぼ同じ。
エリスは7:3。
A発言比率の変化
ロジャーズは前中高比率に大きな変化なし
パールズも同様。
エリスは最初は発言量ほぼ同じだったのに、後半に近づくほどカウンセラーが沢山話し、クライアントの発言料が減る。
B対話1回のカウンセラーの発言量
ロジャーズとパールズはほぼ変化ないのに対し、エリスは全半の倍以上の量を後半は話している。
C対話1回のクライアントの発言量
ロジャーズは多少差があるがほぼ同じ程度。
パールズは前半よりも中盤が1.5倍近く増え、後篇減るものの前半よりも長い。
エリスは前半は長く話すものの、中盤はその半分。後半はその2割減程度。
こうやって見てみると、エリスの面談はクライアントが自由に話せず、カウンセラーが説得しているのがよく分かる。
(振り返りでもグロリアはエリスのメッセージ上手く理解sていない)
知的な面接は高なりがち、ということで、反面教師として気を付けましょう。
まあ、スーパースターロジャーズの面接がカウンセラー4、クライアント6ぐらいだった、というのは一つのモデルです。
2015年07月24日
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