2013年03月24日

皆さんへのお願いAリハビリテーョンカウンセリング

アメリカではキャリアカウンセラー以外に障がいを持った人が社会に復帰するのを支援するリハビリテーションカウンセリングという職業があります。
障がい者の社会復帰というと特別に感じますが、うつ病からの復帰、癌になったあとの働き方、交通事故で片手が動かなくなったあとの働き方等、誰でもがお世話になる可能性ある分野。
キャリアカウンセラーの知識x病気の基礎知識が必要なのですが、一方で給与でいうと高い給与を出せるスポンサーがおらず、難しいのに給与は(アメリカでは)キャリアカウンセラーよりも更に低いという実情です。
(学校及び職業領域カウンセラーはアメリカで28万人平均年収5.4万ドル、リハビリテーションカウンセラーは13万人2.8万ドル)
しかし、社会のためには必要な機能だと思いますし、日本では十分そういうサービスがされているとは思っていません。

リハビリテーションカウンセリングという資格を作るというよりも
1)今実質障がい者社会復帰の担い手になっている人がどういう人達で、今困っていることに対してキャリアカウンセリングの知識スキルで役立つものを教える
2)今障がい者支援を担っている人とキャリアカウンセラーの協働でうまく行っている事例を見つけ、パタン化して拡げる
3)キャリアカウンセラーを軸に足りない医療系知識をどうサポートして貰うか(例えば引退した医者や看護師をボランティアで巻き込む等)仕組みを作り拡げる
ということが良いのでは、と思っています。
自分の時間の数パーセントは社会をよくするために提供しようと思っているので、これはビジネスではなく(無理ない範囲だけなのですが)協力したいと思っています。
障がい者の社会復帰の現状や課題についてご存知な方は色々教えてください。
ただ、これは今後10年ぐらいのスパンでの問題意識です。
posted by キャリア研修センター浦安 by田中春秋 at 11:06| Comment(9) | TrackBack(0) | キャリアカウンセラー:ネットワーキング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
 標記のリハカウンセラーのことをブログに書いていただき大きなヒントいただけました。私は米国のような認定リハカウンセラーをリハビリテーションカウンセリング学会等を立ち上げて認定していくしくみを想像しておりましたが、1)が現実的に可能だと感じました。

 実際の障害のある方の就労支援は、ハローワーク、障害者職業センター、障害者就業・生活支援センター、就労移行支援事業所等多岐に亘っております。その中で「チーム支援」という形で連携しながら動いている状況です。 うまくキャリアの知識、スキルを伝綬できれば、大きく変わりますね。そのスタッフ向けに研修、冊子等でレクすることも出来そうです。
Posted by うきょう at 2013年03月25日 08:25
以下のメール頂きました。
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再就職支援の中には企業で障害者枠で働いている方も含まれています。身体障害者が多かったですが、その方々の再就職をご支援している中で私が感じたことを述べます。
A)ネットにある転職サイトには障害者専用のサイトがあり、丁寧に対応してくださ
いました。こちらの対応はよかったように思います。
B)またハローワークにも専用の求人サイトがあります。また障害者専用のジョブフェスタや説明会などがあり、(年1−2回) 恒例になっています。 更に月2回障害者求人をハローワークが定期的に配布していて、それも活用されています。
C)一方で障害者を一定割合採用しなければいけない企業側の受け入れ体制はお寒い限りです。法定率を確保するために、低賃金、レベルの低い仕事でほうっておく感じが否め
ず本人の能力に応じた給与を払う姿勢がありません。後天的に障害になられ、数年前までは普通に仕事をされていた方も十把人からげな扱いをされ、いくら障害者年金をもらっているからといってもあまりではないかと憤り
ました。
幸い外資系企業はご本人の実力をしっかり把握してくださったので、障害があって
も健常者と同じ能力給で採用して下さり、日本企業の配慮のなさ、排他的な扱いに改善の余地アリと思った次第です。
D)従い結論から言うと、キャリアコンサルタントなどより企業の姿勢の方が大切と思いました。

外資に比べ日本は個人を見ておらず義務でやっているという会社が多いという事ですね。いい会社情報をストックできるといいですね。
Posted by 田中春秋 at 2013年03月26日 20:24
以下のメール頂きました。
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私は現在、障害のある方対象の福祉事業である「就労移行支援」事業に携わっております。
仕事内容は、入社当初はジョブコーチでしたが、現在は異動し、社員教育や、サービス開発が主な仕事内容になっています。
(株)ウイングル
http://www.wingle.jp/
キャリアカウンセリングに来られる方は、ご本人にとっての何らかの課題を抱えていらっしゃり、環境要因、個人要因含め、その可能性をどこまで拡げていくか、
それに関わっていくのがキャリアカウンセラーだと思いますが、その点で言うと、障害の有る無しは、私にとっては「ご本人の抱える課題」という意味でくくることができるのかな、と。
但し、障害の特性によっては、今までとは違ったアプローチが必要になってきたり、医療と就労移行の責務の違いを、しっかりと認識し、協力して、連携をして進めていく必要があると感じました。
「就労継続」については、ご本人と取り巻くサポーターが多ければ多いほど確率は高くなると思いますので、地域の福祉サービス、企業、御家族、医療等と連携をしていく必要があると思います。
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こういうサービスがある事知りませんでした。ありがとうございます。勉強になりました。
Posted by 田中春秋 at 2013年03月27日 00:19
株式会社ウイングルさんの施設内も拝見させていただいたことがあります。少しずつ自分のペースで学習をすすめたり、一人ひとりにあわせた学習を行っているな・・と思いました。昨年10月のセミナーにも参加させていただき、施設で学習しながら就職活動をしている方々の話をお聞きし、とても勉強になりました。現状ではハローワークの求人での就職が一番多いということでしたが、私のところにご相談にこられてもハローワーク求人に応募するためには障害者担当の窓口までいかなければならず、一貫した支援ができていないのが現状でした。
「仕事につけただけでもありがたい・・でも食べていくのがやっとなんです」
そんな相談を受けて何も言えませんでした。

「重い障害者でも地域で生きるために・所得を保障する支援」
震災後ではありますが、宮城県のはらから福祉会の理事長の話をお聞きした時に就労支援の基本として3つありました。
○利用者の真の願を聞く
○その場しのぎの対応でなく本質的な対応をする
○仕事の内容を製造に限定しない


私自身がセラピストではないので娘から聞いた話ですが、医療現場での話は皆様もご存じかもしれませんが、事故等で脳の機能が一部失われ体の一部が動かなったとき、リハが行われますが、リハにもいろいろな考え方があるそうです。例えばマヒが残った手とは逆の手を生活できるように訓練することもあります。私もこの方法でずいぶん左手
で板書することができるようになりました。
しかし、やはり利き手でも生活したいという方のためのリハがあるそうです。ドイツが一番すすんでいるようです。娘はそのリハを学ぶために勤務しています。

リハを終えた方々の就職についても聞いてみましたが、病院は就業までのフォローがないため入院中にたまたま会社の経営者がいてうちで働いてみないか・・と言われて働きだした人がいたということです。

ただ私の知っていることを書き込んだだけでお役にたてることはないかもしれませんが、自立した生活を送りたい・・と思っている人がいるのであればまず自分がもっと情報を集め勉強しなければいけないと感じています。
Posted by ふくちゃん at 2013年03月27日 09:59
ふくちゃんさま
ありがとうございます。現状はウイングルのような会社で訓練と就活をし、ハローワークの障害窓口に行った後、ハローワークの求職窓口?に来ると言う「協働」型で進んでいるということでしょうか?情報共有がうまくできていれば協働だけど、きっと本人が(もしかしたら支援しているどこかの人が)統合しないといけないんでしょうね。
娘さんが利派のノウハウ学んでらっしゃるとのこと。期待しています。
Posted by 田中春秋 at 2013年03月27日 10:58
以下、社会保険労務士もされている方からメール頂きました。
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2012年10月3日の朝日新聞デジタル版の記事です。
キャリア・カウンセリングではありませんが、今後このような取組みをされるようですが実際、今回のハローワークの求人で、下記のような求人には出会いませんでした。
また、私自身社会保険労務士としても登録しており、内部での求人情報が提供されるのですが、このような求人も今のところ見ていません。

がん患者の就労支援、拠点病院に補助 概算要求に5億円
厚生労働省は来年度、がん患者の治療と職業生活の両立を支援する事業を始める。就労問題に詳しい専門家を雇う病院に対し補助金を出す。6月に閣議決定された国の「がん対策推進基本計画」の柱である、働く世代への支援の初の具体策となる。
対象は全国に397あるがん診療の拠点病院。労働関係の法律などに詳しい社会保険労務士や心の悩みにも対応できる産業カウンセラーらと契約して定期的に院内で相談会を開いたり、相談にのったりすることを想定する。厚労省は来年度予算の概算要求に約5億円を盛り込んだ。費用の5割を補助するのが原則で、働き続けるのに必要な支援につながる調査もする。
拠点病院に設置が進む相談支援センターには「年次有給休暇や傷病休暇はどう活用すればいいのか」「どれだけ休むと給与はどの程度下がるのか」「職場の仲間にどこまで病気のことを話すべきなのか」といった就労関連の質問が多く寄せられるが、専門家がおらず、十分な対応ができていない。今回の事業は、こうした問題の解消につながると期待される。
厚労省研究班の2003年の調査では、診断時に働いていた人の31%が依願退職し4%は解雇された。11〜12年の別の研究班の調査でも24%が退職、45%は収入が減少している。規模が小さい企業ほど休職者の社会保険料などの負担が重く、退職に追い込まれる患者が多い実態は変わっていない。
がん患者の就労支援をする桜井なおみさんは「月に1、2回でも病院で就労相談ができると、患者はとても助かる。不当な解雇などが減るだろう。ただ社労士らには医学的な知識がない場合が多い。看護師らとの連携も必要だ」と話す。

→きっとまだどの団体が受託するのか決まってないんでしょう。決まり次第早急に人がほしいという可能性ありますね。
Posted by 田中春秋 at 2013年03月30日 23:40
今のメール頂きました。
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企業が障害者雇用を促進するよう、法律も整備されてきていますが難しい問題もあり、残念ながら、なかなか受け入れようという姿勢はありません。
そんな中で、以下のような記事がありました。
■発達障害者の特性を生かして(アーカイブスより)
http://www.nhk.or.jp/kaisetsu-blog/400/145159.html
■発達障害者支援会社 kaien
http://www.kaien-lab.com/company/message/
私自身、リワークやこの分野にはとても興味を持っています。
一度、病気やメンタルダウンをされた方が、再就職となると本当に厳しい現状です。
それで立ち直れないまま、薬やアルコール依存になって家庭崩壊というような悲しいケースも多いのではないかと思います。
難しい仕事ですが、いつかそういう方の支援ができればと思っています。

情報ありがとうございました。
Posted by 田中春秋 at 2013年04月03日 23:33
以下のメール頂きました。
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気分障害(うつ病等)を専門に生活訓練、復職・再就職支援している株式会社リヴァという会社があります。復職支援施設と再就職支援施設を運営。
社員は、精神保健福祉士、社会福祉士、心理カウンセラー、臨床心理士、キャリアカウンセラー等。
クリニック、自治体、HW、企業等々と連携して支援。
株式会社リヴァ
http://liva.co.jp/
https://www.facebook.com/liva.co.jp

メールありがとうございます。知りませんでした。うつ病からの商就職を個人依頼でも対応している会社があるのはすごくうれしいです(値段見たら安かったし)。
こういう専門サービスがあるとすごく助かります。今後も頑張ってほしいと思います。
Posted by 田中春秋 at 2013年04月07日 21:58
以下のメール頂きました。
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社会復帰のキャリアカウンセリングですが、社会福祉士や精神保健福祉士の国家試験科目の中に「就労支援」というものがあります。その有資格者が、福祉、医療、行政等で当該業務にあたっていますし、障害者職業センター等で行われている職業リハビリテーションもライフプランニングを踏まえて行われています。日本は、米国のような細分化されていないように思います。

ありがとうございます。
Posted by 田中春秋 at 2013年04月15日 22:44
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