2011年06月27日

キャリアコンサル技能検定面接試験の準備

キャリアコンサルタント技能検定の面接試験について、どんな準備をすればいいのか、等多数ご質問を頂きました。1人1人に返事をするのは大変なので、このブログで簡単にコメントしておきたいと思います。

キャリア協議会で出している「キャリア・コンサルティング技能検定」
http://www.career-cc.org/blog/?p=647
にも書きましたが、短い時間しかないけれど重要な一期一会の面談です。
自分が土地勘がある領域ならば別ですが、そうでなければ可能な限り必要になる可能性がある情報は調べておいた方がよいと私は考えています。
所詮5ケースのうちの1ケースしか当たらない訳ですし、調べてもそれが必要になるかどうかは分かりません。
しかし、調べていた方が自分が安心できるし、ミスリードする可能性を減らせます。99%以上実際の検定では使わないことかもしれませんが、そこでイメージし調べたことが、長いカウンセラー人生の引き出しを増やすことになります。

例えば4年7月のもともとは薬剤師を希望していた学生のケース。

薬剤師はたしか6年生大学になるという話を聞いたことがあると思いますが、今の卒業生は4年卒で薬剤師になれるのでしょうか?それとも追加で大学院に行かなければならないのでしょうか?
4年制大学から薬剤師になるためにはどんな方法があるのでしょうか?
大学院だとすると、提出期限はいつまでで猶予はどのくらいあるのでしょうか?
大体就職活動で4年7月医薬業界はどういう会社がまだエントリーできるのでしょうか?
7月以降も募集している会社にはぐたいてきにどういうものがあるのでしょう?
(どうすれば調べられますか?)
応用化学の卒業生はどういう業界に就職しているのでしょうか?
何社も不合格、とのことですが、大体今時学生は何社ぐらいエントリーし、何社ぐらい落ちるのでしょう?
7月に内定取れていない学生の選択肢はどんなものがあるのでしょう?
自信がなくなった、と言っていますが、こういう人にはどういう方法が有効なのでしょう?
サポートするのはどんな機関があるでしょう?(困っていることの想定により期間は際限なく広がります)
大体、大学生の就職はどんなステップがあるのでしょう?

上記は一例です。
別に知っていれば問題ありませんが、普通は現在の職業領域と違っていれば知らないのが普通です。
しかも、今年は震災の影響もあり、例年と若干スケジュールがずれているようです。

ネットで調べるのも一つの方法ですが、それぞれの領域を専門的にやっている人にインタビューするのがもっと望ましい方法です。
ネットワークを持っていますか?この機会に広げることはできませんか?

学生だけではありません。
クライアントをイメージし、転職の可能性があるならば、実際にクライアントの職種や業界、年齢をベースに求人情報がどの程度あるかを見ておくことも効果的です。
求人があれば「こういうのを先日見た」というだけでもクライアントは不安が減りますし、いい情報がなければこの後クライアントがどういう心理状態になるかも想像しやすくなります。

自分にできる最善を考え、やってみてください。

もう一つ。

ケースを読み込んで「これしかない」とクライアントを固定化しないこと。
言うならば準備作業は「経験」をイメージで補足しているのです。

クライアントの本当の問題はケース記録には表現されていなかったり、重みが違っていたりします。
なので、「準備」はしても決めつけないこと。
ケースを読んでも自分がイメージした人と、本当に面接試験で来ている人はあくまで違う人であり、自分は似たケースを経験したことがあるだけ、と考えて、今クライアントが訴えている問題や目標に集中してください。

以上面接試験の準備に関するアドバイスでした。
posted by キャリア研修センター浦安 by田中春秋 at 17:03| Comment(0) | TrackBack(0) | (キャリアカウンセラー:必要な能力・知識・資格) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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