2009年03月26日

(その1)熟練キャリコン検定失敗した方へ

第1回の熟練キャリアコンサルティング技能検定の結果報告が始まったようです。
私のところに合否の報告メールが届き始めました。

合格された方、おめでとうございます。
失敗された方、残念でした。自分の本来の力を出せなかったのかもしれません。後で書きますが、20分で結果を出すという「焦り」や、うまくやりたいという「欲」という自分の心との戦いですので、日常の力量を出しにくいのです。

失敗された方から「どうすれば」という質問を頂いていますので、私なりのアドバイスをしたいと思います。
(私個人が検定の審査内容について知っている知識はみなさんと同じです。本来のキャリアコンサルタントに求める力から見て個人の意見としてアドバイスしたいと思います)

1)難しい検定であることを意識する
まず第1に「熟練レベル」と唱っているだけあって、相当以上に難しい検定だ、ということを意識することだと思います。「関係構築」だけでなく「課題解決」という両面のスキルを高いレベルで統合した上で「結果を出す」ことを期待している。
おまけに日常面談している対象だけではなく、幅広い対象に対応できる「広さ」を期待している。
日常プロとして高いレベルで結果を出している人でも、簡単には合格しません。
現場では得意なスキルで苦手なスキルをカバーし、ある程度土地カンがある人を相手にする訳ですが、今回の検定は「各項目毎60%以上」なので、基本をきちんと押さえる必要がある訳です。

2)自分に課題があることを受け止める

再チャレンジをする上で、「偶然」や「他人が悪い」で片付けるのは今一歩です。クライアントが悪い(相性の問題ありますし)、採点官が悪い(そこまで見れるのかという疑問)、という気持ちもあると思いますが、「自分が何かやることで1歩でも半歩でも成功に近づけないか」と自立支援をしていることを思い出していただき、自分自身のどんなスキルを高めるとよいかを考えることが建設的です。

個人的な思いで言うと、クライアントとの相性は現実の面談でもあると思っています。
私も、基本スキルをどう使うかはほとんどの相手でもキチンと合格レベルを実践できる自信がありますが、「20分で」という今回の条件だと、ちゃんと変化を出せないで終わることも稀にはあるのではないか、と自分の力量を推測します。クライアントが苦手なタイプで、しかも「20分で変化ださなきゃ」と意識した上で、「いい面接をしよう」と欲を持つと、ついつい急いでしまって失敗のリスクが高まる気がします。
要は、「焦り」や「うまくやろう」という、自分の心との戦いということです。
しかし「熟練」で考えると、相性悪い相手でも最低限の結果を出さないといけない。大変です。

採点官への「大丈夫」という不安や不信もあるかもしれません。
採点官だって「そんな熟練のスキルを完璧にやれてないじゃない」という気もすると思います。
実は私も最初は心配していたのですが、「岡目八目」という言葉があるように、自分では十分やれないかもしれないけれど、他人事だと見れるのです。特に、今一歩の部分は確実に見れている。
不合格、と採点官がつけた「原因」をしっかりと自分で把握し、改善することが再チャレンジの第一歩だと思います。

3)自分の課題を明確にし、改善の方法を学ぶ
この部分についてが本題です。
文章が長くなったので、「その2」に具体的方法を書いていきます。




posted by キャリア研修センター浦安 by田中春秋 at 10:41| Comment(0) | TrackBack(0) | よくある質問への回答 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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