2009年01月20日

業績に影響を与えるSQ(EQを超えて)

EQで有名なダニエル・ゴールドマンが、EQを更に脳科学の知見も加えて拡大したSQ(社会性の知能指数:Social Intelligence)という概念を発表しています。

ハーバードビジネスレビューFeb2009に、ダニエル・ゴールドマンとリチャード E.ボヤツィスの論文が載っていましたので、SQの要素の概要だけ紹介します。

・共感力
・思いやり
・組織理解
・影響力
・人材育成
・啓発
・チームワーク

SQの高いリーダーと低いリーダーとでは、業績に大きな開きがある(例えばアメリカ大手銀行リーダー層等)

<感想>
この上記項目は企業内のキャリア支援者養成で学んで頂く力とほとんど同じです。
関係構築の基本スキルで「共感力」「思いやり」

例えばシャインが提唱している「役割ネットワーク」で「組織理解」「影響力」「チームワーク」。
(シャインは2006年11月に来日して役割ネットワークをセミナーで紹介しています)
「啓発」はキャリアビジョンを描いてもらい、その行動を促進する部分に当たるでしょうか?
「人材育成」はマネジャーが役割ネットワークの中で気付くこともあれば、ワークバリュー(仕事に求める価値)で気付くこともあります。

いずれにしても、キャリアカウンセラーやキャリアコンサルタントのスキルの中に、SQを高める要素があり、結果業績も上がるはずのものだ、ということです。

このBlogを読んでいるキャリアカウンセラーやキャリアコンサルタントのみなさん、「メンバーの福利厚生のため」にキャリア支援をアピールするのではなく、「業績向上のため」と説明してください。そうでなければ企業は導入する気にならない。
業績向上が導入の主目的、結果として、社員一人一人がより幸せになるのです。逆に説明すると、企業経営者はキャリアを「金食い虫」と毛嫌いするようになるでしょう。
よろしくお願いします。
posted by キャリア研修センター浦安 by田中春秋 at 19:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 企業:その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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