2015年10月21日

国家資格のパブリックコメント出ました

国家資格になると今持っている自分の資格がどうなるのかよく聞かれます。
パブリックコメントが発表されたので、国がどう考えているか興味がある方読んでみるとよいと思います。
http://search.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=495150195&Mode=0

良く聞かれることへの返事(パブリックコメントに書いてある国の案)を解説します。

Q1)今取っている民間資格(標準レベルキャリコン)はどうなるのか?
A1)省令施行後5年以内は学科合格者は学科免除、実技合格者は実技免除。
つまり、試験は5年は免除されるけど手続き必要、ということです。

Q2)キャリコン技能検定1級・2級合格者はどうなるのか?
A2)これも上と同様試験免除。
さらに、技能検定合格者は、講習については、省令施行日に試験に合格したものとみなす、
とあるので、手続きは必要なものの、勝手に国は国家資格保持者とみてますよ、と言っているようなもの。

3)講習(継続学習)
技能検定と違って講習の義務をつけたのが今回の国家資格の特徴。
いうならば、技能検定はその時スキルがある保証だけれど、それに国家資格を添付することで、継続的な学習義務を加えた。
・知識維持として労働法関連等厚生労働大臣指定講習を5年で8時間以上。
・技能維持として厚生労働大臣指定講習を5年で30時間以上。ただし、1級キャリコンの指導時間及びキャリコン従事時間は10時間以内に限り講習を受けたと見なす。
(ついでに、技能検定1級保持者は技能の講習免除で、学習は知識の8時間だけでよいとのこと)
→この講習規定、超短い。しかもキャリコン実務をやっている人は実務を10時間カウントできるとなると5年で28時間、年間6時間程度しか学習義務ない。
おまけに、1級の指導(多分スーパービジョンとかをイメージ)を10時間カウントできる、となっているけど、これと従事する時間とが一緒にくくられていると、1級の指導は「実務をしない人」を前提にしているようにしか見えない。実務をやっている人こそスーパービジョンが必要なのに、国は何もわかっていない。
何もしない人よりもやっている人の方が技術維持できている、という前提なのだろうけれど、Do,Do,Doではスキルは上がらず、PDCAを回すことが重要と言う意識が不足している。
きっとこうなると、国の資格を取って、最低限の学習しかしない人と、国は最低限であり、プロとして義務関係なく高める為に学習する人に分かれるのだろうなー、と推測します。
ま、多くの人は、楽な道を選ぶので、国家資格、最低限の学習で満足するのでしょう。
実務をしている人こそクライアントをより満足させるために字図殻を高める必要があるし、1級の指導をする人こそ、教える人間が学習しなくてその生徒が学ぶはずがない。

きっと民間の資格団体は、まずはキャリコンを増やす、企業に入れる、という流れの中で、育成講習の予備校的なポジションを争い、「国の義務」の「厚生労働大臣が指定する講習」に認められれば必ず売上が上がるのでその陣取りの力を入れるでしょう。マーケットで言うと、義務しかしない人たち向け講習が単品大量で収益を作りやすい。

なので、私は決心しました。
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posted by キャリア研修センター浦安 by田中春秋 at 15:29| Comment(2) | TrackBack(0) | よくある質問への回答 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年10月05日

ジョブカードが10/1より新ジョブカードに変わっています

殆ど全く広報されていませんが、2015年10月1日より、ジョブカード改め新ジョブカードに変更されています。

大きな変更点は
失業期間中(のちに学生加わる)の能力開発のツール→生涯を通じた発達(キャリアプラニング)のツール
紙→データ
用紙を全部使わないといけない→ツールであり必要な部分をデータで選択し、加工して使える
というようなものです。

書式も変わっています。
ジョブカードの欠点を修正した形で、以前に比べて柔軟性があり使いやすくなっています。
内容参考
http://jobcard.mhlw.go.jp/

2015年10月1日から変わっているので、新フォーマットで本来やらないといけないのですが、ほぼ広報されないまま切り替わったので、当面は級ジョブカードでも良いそうです。
キャリアコンサルタントが使えないから。

新ジョブカードの使い方はネットで学習できます。
http://partner.lec-jp.com/kokyo/job-card/
いちいち講習会に行かなくてよいのでよかったですね。

結構使える内容に変わったのですが、広報されないと評価は何とも言えません。
良い道具なので、良い使い方工夫してほしいと思います。

使ってみた方、感想をできれば投書してください。

posted by キャリア研修センター浦安 by田中春秋 at 15:52| Comment(0) | TrackBack(0) | キャリアカウンセラー:必要な能力・知識・資格 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする