2015年09月27日

感想の箱

大阪問題・指導研修、福岡体感・指導研修への御参加、沢山の御申込み、本当に、ありがとうございました。
お申し込みがあまりにも多く、ご参加いただけなかった方々には本当に申し訳なく。
スケジュールが許せばもう1日でも増やしたかったのですが、田中の過労具合でそうもいかず、かと言って1度に入れる人数をむやみに増やし、皆様の実りある時間、学びの質に影響が出ることも提供者としては本意ではない為、やむを得ない決断であったこと何卒ご了承くださいませ。
研修日程直前になって、キャンセル待ちの方に入れる連絡、「もう、諦めてしまって違う予定を入れてしまった」と、残念なお声を聴くこともしばしば。
ここで、皆様に勝手ながらお願いが。
どうぞ、御自身だけではない、学びの場を待つ仲間への配慮の為、出来るだけ早めにキャンセルの場合お知らせいただきたい事。
そしてそれに伴い、キャンセル待ちの方々に、突然の仕事や体調不良でやむを得ずキャンセルがあり、急遽連絡が入ることもどうぞお含み置きください。遠方からの方々には、こちらからも現在何人目のキャンセル待ちであるのか、お知らせするように致しますので、交通機関やホテルの予約、又はキャンセルにお役立てくださいませ。

さて、この場をお借りしまして、大阪研修では会場手配から様々なお手伝いをいただきました方々に、深く感謝申し上げます。
大阪では、問題把握の学びが今までとは少し趣向を変えた方式で行われたこともあり、大変皆さまCC、CL視点の共有が明確で気づきが多かったとのお声や、感動されたご様子をお知らせいただきました。

大阪指導、福岡指導では、ご参加された方々の志の高さ(1級技能士を取る為の学びに留まることなく、既に取得している方々が自らの研鑽の為高めていらっしゃるご様子)をも感じ取ることができ、周りの方々にダイレクトにその姿勢や(何のために学び続けるのか、目の前の相談者に自分のすべてで役に立ちたい)想い
が伝わったようでした。
福岡体感、そして交流会では、「ノンバーバルの重要性」や正に「体感」することで、皆様から「楽しすぎた」「何でしょう、この感覚」「ポカポカ暖かい気持ちが湧いて出てくる」「信頼感とはこういった感じなのか」「受け入れられた感覚を知った」等々、異体相即、きりのないほどのあまりに大切な心からのお声をいただくことができました。
「志」を語り合いながら、「あぁ、自分はこんな志をかつて持っていたのに・・」日々の喧騒の中で埋もれてしまっていた大事なものに改めて気づかれたり、周りの志に刺激され自らの輝きに気づかされたりと、様々な深い心に触れ、温かく穏やかで、和やかな気が包み込んだ素晴らしい空間、時間でした。

お声の中にもあったように、「疲れたカウンセラーがエネルギーを取り戻せる場」も非常に大事だと思います。
「自分も周りも幸せになれるように」「I'm OK. YOU're OK.」
国際キャリア学会での「Calling」やトランスパーソナル心理学でもあるように、共通した高次元との繋がりや、今ここの、その先に待つ何かに出会う為、心地良いエネルギーを共に感じ、今ここの一歩を踏み出せるよう、そのお手伝いを皆で出来ますよう。又、その一助となれますよう引き続き頑張って参ります。

関東近郊の皆様、我が家での勉強会、さすがにお尻に火がついております。
何とか年が明ける前にはお招き致したいと思っておりますので、もう少々お待ちくださいませ。

皆様の忌憚なきご意見、ご感想、ご要望をお待ち致しております。
色々と気づかれたこと、参加されて後日湧き上がってきた感想など、何でもお聴かせくださいませ。
infocareertraining@gmail.com
皆様に感謝を込めて(洋子)
posted by キャリア研修センター浦安 by田中春秋 at 16:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記(洋子) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年09月25日

福岡体感・福岡指導基礎の質問への回答

このシルバーウイーク、前半は筑波でIAEVG、後半は福岡で研修とけっこうハードに過ごしました。
福岡での研修の質問への返事を書きます。

<福岡体感>へのQ&A
Q1:うそをつかれた時の対処法は?聞かれたくないのか、ついうそをついてしまい本当は聞いてほしいのかが分かりません。一度確認として触れてもよいのでしょうか?
A1:ノンバーバルに敏感になると「今嘘をついているな」と分かります。ここでは一般的な人間関係でどうかではなく、カウンセラーとしてどうか、という返事を書きます(家族や友人が嘘をついた時とは対処が違います)。
カウンセリングの主役はクライアント。だとすると、嘘をカウンセラーにつかなければならないのは何故だろう、と相手を理解しようとするのが重要です。
まだ信頼関係が十分でないから言えないのであれば、本当のことが言えるように信頼関係を深めることが優先。
自分がまだ十分表現できるほど向き合えていないから口で言っている内容とノンバーバルで表出される内容が違うのであれば、問題に向き合えるようにする(これも結局関係構築ですね)のが重要。
「嘘ついている」と指摘するのは関係性が深くないとダメでしょうが、「今言葉では****とおっしゃいましたけど、表情を見るとそれ以外の気持ちもあるとおっしゃっているように感じましたけどどうですか?」というような「矛盾提示」のスキルも、関係性を確認しながら使って相手に語ってもらうのが第一義です。
探るのではなく、分かろうとする、というスタンスで関われば、「嘘をついている」ではなく「言葉以外の事も伝えてくれている」と素直に対応できると思いますが、どうでしょうか?
Q2:表情から気持ちをよみとることを上手にやれるようになる方法は経験やTVを見ることなどでしょうか?
A2:私も女心が分からないという弱点に現れるように、ついつい「表現された言葉」に影響されてしまいます。なので一般論しか返事をできませんが、学習理論で「経験から学ぶ」という方法と「モデルから学ぶ」という方法が言われるように、経験と観察が重要です。
ただし、日常は、表出された言葉にひっぱられて、ノンバーバルに出ている部分まで見れずに経験としてストックされている。そう考えると、会っている一瞬しか見れない経験よりも、前後の流れの中でノンバーバルを表現しているTVや映画や演劇の方が学びやすいのかもしれません。
ただし、台詞だけでなく感情までも表現できるのが良い役者、単に台詞の棒読みは大根役者、と考えると、上手い役者のノンバーバルでないとダメかなー、とも思います。
Q4:相手の聞いて欲しいことを聞く為にはどう対話を進めて行ったらよろしいでしょうか?
A4:超能力がないので、聞いてほしいことを聞くことを指向するよりも、聞いてほしい事=話したいことを自分で話せる関係を目指した方が簡単だと思います。それは自分が話したいことを話しても馬鹿にされない嫌われない、自分が大事にしていることにカウンセラーも関心を持っている、という関係性を作る事です。
Q5:自分が(その人に)倒れ込んでも大丈夫と思える信頼と言っても、長い年月をかけて築いた家族や友人への信頼とカウンセラーに対する信頼は別だと思う。CLの信頼を得る為に、長い年月や共有の経験に変わるものが専門家としての知識・スキルというものかな、と考えました。
A5:知識・スキルも重要だと思います。でも知識・スキルだけでなく、きっとその人の人間性とか、人との関わり方も見られているように私は思っています。どうでしょうか?

<福岡指導基礎>へのQ&A
Q6:指導での目標設定ができたとして、「目標に至るために(成長するために)必要な力」や「目標に至るためにどういう方法を具体的に用いるか」が分からない。
A6:2人で目指す目標が決まったら、今の力量と目標との差を考えます。何がもっとうまくできるようになればいいのでしょうか?ここを実行できる小さな単位に区分けすることが問題解決の基本です。
その為には、カウンセリングにはどんな力が必要で、その力はどうすればつくのか、を指導者は理解しておくことが重要。自分が熟練レベルに至るまでに、どんな能力をつけ、それはどういう方法で自分や学習の同期は獲得して行ったのか、自分の中で再度整理してください。
ここがないまま指導をやろうとしても、単に願望を共有するだけで、犬も歩けば棒にあたる式に、色々やって偶然できるようになる事を期待するしかなくなります(指導としては下手)。
その基本がわかったうえで、今ある材料をどう使うかまで考慮したのが「具体的」。
自分が学んだことを、他人に教えることができるように、整理することから始めてみるとよいと思います。
Q7:論述の問4問5が分からない
A7:コーディネート能力をよく読んで考えてください。特に細目にある「ネットワーク」と「環境への働きかけ」の説明を読んで考えることが役立つと思います。
Q8:試験時は事前に読み込めないため、事例提供者の出来てない点、いい点などどうやって評価していくのか難しいと思った。
A8:その通りです。しかし百マス計算やっていると計算が早くなるように、数見ているとどこが問題か見つけるのが早くなります。ネットワークを作って、ケース記録を数見ていくと、どこに問題の手がかりが出やすいか、勘所が分かると思います。そこが分からないのであれば、事例提供者にテーマを与えて数分待ってもらい、ちゃんと読んでから始めるのも一つの方法です。
Q9:自分の指導の進め方が固まっておらず、迷いながら進めている
A9:相手の問題も理解せずに進め方を固める必要はありません。相手の問題やタイプに応じて変えた方が良いのですよ。ただ、初心者は枠があった方がやりやすいのは事実ですので、自分なりの大きな進め方は見つけた方が当初は楽かもしれません。
Q10:スーパーバイザー(指導者)に向いている資質は何でしょうか?
A10:いろいろあるのでしょうが、相手に対し敬意をもって接する、共に学ぶスタンス(自分が絶対正しいとは思わない)、変化を信じる、とかが私は大事だと思っています。
Q11:田中先生の過去の経験から、合格者と不合格者の違いで共通的に感じることあれば
A11:Q10とも重なりますが、「指導者」という言葉に惑わされ、自分が正しい、俺の言う事を聞け、というスタンスの方は落ちてます。検定と言う場で難しいのは分かりますが「自分がどうか」と意識する人よりも「相手はどうか」とスーパーバイジー(事例提供者)の側に立って自分の行動を確認し、相手の役に立つことを意識する人が通りやすい。「自分は正しい事をした、やった」と自分しか見てない人は注意してください。
Q12:検定の論述問題で、指導者の身分(所属)は何か?転職を前提にして良いのか?
A12:論述の場合は書いていることをよく読んで判断してください。クライアントにとって望ましくないのに、それを伝えもせずに転職させることが前提の支援など、倫理的にありません。組織目標が転職数のカウントだとしても、クライアント人生が優先です。
Q13:口頭試問の答え方がよく分からない
A13:指導者に求める能力があることを自分なりに返事を通して表現してみてください。別に正解はありません。
Q14:指導関係における関係構築と、カウンセリングにおける関係構築の相違点
A14:指導関係の関係構築はプロとプロの関係。この人と一緒に自分を高めたい、と思ってもらう関係です。
Q15:事例相談者と指導者の目標の設定が難しいのでどうすればいいかというイメージがすぐできるようになる方法を知りたい
A15:事例提供者は本質的には自分なりに上手くいかないという悩みを抱え、その課題を解決したい、もっとうまくなりたい、と思って指導を受けに来ます。問題共有で、自分が思っていた問題だけでなく、本当は上手くいかないのはここが影響していたんだ、と理解できれば、この事例提供者は、数回のセッションで自分がどこまでできるようになりたいか、どんなキャリコンになりたいか、というのは自然に出てくるはず。指導者の方は、自分に与えられる回数の枠の中で、どのくらいまでなら成長させる責任約束できるか、というのと摺合せです。
無理に押し付けるのでなく、事例提供者の目で目標を考えるとやりやすいと思います。
Q16:論述で頭では分かっているが、文章に書く表現が今一歩。
A16:書いてみて、自分で見直すだけでなく他者にも自分が伝えたいこと分かりやすく誤解されずに伝わっているか振り返りに協力してもらう事を「数やる」ことではないでしょうか?
PDCAを回さないと分かっていても行動レベルは上手くなりません。

以上
posted by キャリア研修センター浦安 by田中春秋 at 19:34| Comment(0) | TrackBack(0) | よくある質問への回答 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

IAEVG筑波大会

筑波でのIAEVGに行ってきました。
キャリア系の学会は、アメリカのNCDAが有名ですが、IAEVGはヨーロッパ系で政府関係機関が入っている比率が高い学会。日本では「国際キャリア教育学会」として、学校関係の方が多いようですが、V=vocationalが名前にあるように、教育と職業の学会です。

私の今回の最大の目当ては、朝1にあった「キャリア発達での「コーリング」、霊性、宗教」のブライアン、ディック博士の講演。日本ではけっこうスピリチュアリティは色物と見られていますが、海外のカウンセラーでは実存的アプローチだけでなく「スピリチュアル」のことも真面目に議論されています。コーリング=どこかからよばれている感覚(通訳は天職と翻訳してましたが、ちょっと語感が違う感じ)がテーマです。

コーリングの定義が曖昧だったのは残念ですが、仕事に対する態度が大きく、「仕事」(給与重視)「キャリア」(個人の目標達成。イメージや名誉大切)「コーリング」(自分の能力を活かし、周りの人に貢献することに意味)の3つに分かれ、コーリングの人たちが最も満足度が高く、期待・エネルギー・ワクワク度を含む元気度も高い。
コーリングの特徴として「利他主義」「先導される力」「意味と目的」がありそうだ、と。

その日の夜のセッションが「希望としてのキャリア教育、東の本大震災・被災三県における実践から」という、震災後岩手県、宮城県、福島県でのキャリア教育の実践報告。
この話と、朝一の「コーリング」とが実に繋がって聞こえました。
震災の子供たちは「自分たちを助けてもらう」ではなく、「自分たちが周りに何ができるか」を考え、教育者はそれを支援していった。
宮城県は「志」と、自分のよりよい人生の為だけでなく(社会や他者のために自分ができることを)、という「利他」の概念を大きく打ち出し、子供たちがそれを率先して実行していた。

話の内容は、従来のキャリア教育が、個人の目標達成のキャリア教育だったのに対し、震災後のキャリア教育は「コーリング」の特徴で言われていた「利他主義」「先導される力」「意味と目的」の実践編のオンパレードでした。
「志」「利他」「自分だけでなく社会や周りのためにできる事」この重要性を深く学ぶことができました。
しかし、朝一も夜のも、内容が良いのに聴講者が少ない。
とてももったいない。
特に震災から学ぶセッションは同じ時間に「和食体験」が入っていて、海外の研究者がほとんど参加されていなかった。残念。

個人的には、会場について最初にバッタリと関西大学の川ア友嗣先生と話ができ、朝の講演の後バッタリと木村周先生とお会いできたので、とても人に恵まれた学会でした。

後日知っている方々が発表されていたことを聞き、「もっと内容分かれば発表聞きに行ったのに」と残念に思いました。

震災の話はビデオか何かにとって広く視聴できるとよいのですが、そんな風にはなってないでしょうね。
雑誌等で記録は読むこともできると思いますが、震災を乗り越えた方々の生だから伝わる迫力がありました。
行ってよかったです。
しかし、朝一も夜のも、内容が良いのに聴講者が少ない。
とてももったいない。
特に震災から学ぶセッションは同じ時間に「和食体験」が入っていて、海外の研究者がほとんど参加されていなかった。残念。

行ってよかったです。続きを読む
posted by キャリア研修センター浦安 by田中春秋 at 18:14| Comment(2) | TrackBack(0) | キャリアカウンセラー:必要な能力・知識・資格 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

カウンセリング界を変える大きな法律成立

長い国会が終了。今回の国会では、カウンセリング界にとって大きな影響がある法律が2つ決定しています。
1つが、「勤労青少年福祉法等の一部を改正する法律案」=キャリアコンサルタントの国家資格化。
これまで民間団体で標準レベルキャリアコンサルタント資格を発行し、熟練レベル指導レベルを「技能士」として国家資格にしていましたが、標準レベルから「国家資格」として、国が検定を行う体制になります(28年4月以降)。
大きな文脈では「キャリアコンサルタントの必要性が認知され、社会の中でも相応の役割を果たすために国が質の担保を行う」ですし、キャリアコンサルタント10万人(平成36年度末)を目指し、しかも(目標数値は明確にしないことになったけれど)その大半を「企業内キャリアコンサルタント」として推進することで、日本全体の産業競争力をあげる、というのですから、キャリアコンサルタントにとっては本来的には望ましい事でしょう。
一方でこれまで「民間資格」として資格を発行してきた団体からすると大きな変化。
国が「増加させる」と言っているので数は増える反面、「資格」としてはきっと今後は「国家資格」のブランドとの争いになり「資格者とは何か」「民間資格までダブルで申請(年会費支払)するのか」という問題にぶつかる。
国家資格に加え、名刺にタイトルをつけることによって何かを証明できるだけの独自性がないと予備校としては成立できても、資格団体としては成立できなくなる。
大きく業界の枠組みが変わってくると思います。
キャリアコンサルタント自身にはどんな変化があるか?
基本は既に標準レベルを持っている人は申請により国家資格保持者になる流れですので今がひっくり返る事はない。いやむしろ、大きな変化は標準レベルを持っていないこの関連業界の労働者。
ハローワーク、職業訓練等公的機関は、時間も問題で最低でも国家資格を持ってないと採用・更新・査定でマイナスになっていくでしょう。
人材サービス特に斡旋派遣再就職支援等の民間企業は、それほど影響がないかもしれません。キャリアコンサルは業務独占でなく名称独占。国がキャリアコンサルと紛らわしいと認定した名称を使わなければそのまま。
しかしこれって、国のさじ加減ひとつで、「類似だから資格者しかダメ」と言われるリスクがある。
最初は緩めでも、国家資格者の数が増えてくれば締め付けられてもおかしくない。
標準レベルが国家資格になると、今のキャリアコンサルティング技能士は無くなるのでは?という意見も聞きます・でもこれは個人的には???
業界としては国の方針もあって成長するのだろうけど、キャリコンの数も約2倍になります。
http://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-12602000-Seisakutoukatsukan-Sanjikanshitsu_Roudouseisakutantou/0000052927.pdf
10万人のポジション争い。
国家資格を持つことは最低限のエントリーするための条件であって、それだけでは良い条件の仕事は手に入りません。
しかも「企業内キャリコン」を増やすと言う方針からすると、給与が良い仕事と、そうでない仕事と大きく差が出来てくる。
選考する採用担当は、キャリコンのスキルが面談で簡単に見抜けるほど詳しくはない。
何かしら、分かりやすい「強み」がないと、良い条件の採用には手が届きません。要はそういう事なのです。
「実務経験素晴らしく、経歴見ただけで認めてもらえる」「その会社の再雇用で、最低基準さえ満たせば仕事貰える」とかでない方は、何かが必要。
・1級技能士=指導レベルの資格を持っている、素人相手でも聞こえがとても良い
・2級技能士はちょっと呼び名が微妙だけれど、熟練レベルキャリコンサルティング技能士と説明すれば、他の標準レベルよりも採用される確率上がる(キャリ協に名刺に「熟練レベルキャリアコンサルティング技能士」と書いていいように交渉したら、と伝えているけど、どこまで厚労省認めてくれるか?まあ、正式名称方後に、分かりやすいように意味合いを職務経歴書に書いても悪くないはずなので工夫してみてください)
・キャリアだけでなくメンタル系の資格も持っている(これは魅力ある)
・ただのキャリアコンサルティングだけでなく企業での能力育成ができるという保証がある(企業内キャリコンスキルを保証する資格が出てくるか、職歴でマネジメント経験でメンバー育成歴あり人に追加質問等で結構評価しそう)
まあ何でもいいのですが、採用する企業がほしいものをアピールできることが重要です。
その中「強み」として、GCDFや産業やCDA等既存の資格団体はアピールできるようにしていかなければならないので大変なわけです。

さて、もう一つ、心理系の国家資格として「公認心理師」が「公認心理師法案」成立で決定しました。

公認心理師とはなじみがないかもしれませんが、今回の国会で決定した心理系唯一の国家資格です。臨床心理士は民間資格。
臨床心理士をそのまま国家資格にせずに、医師の指示を受けることを明文化した公認心理師を国家資格にしました。うがった見方をすれば、医師会の覚えが良い形に変えて国家資格になった。
これから心理系の大学も、公認心理師コースを作るだろうし、民間資格の臨床心理士よりも公認心理師を目指す人も増えるでしょう。
「近時の国民が抱える心の健康の問題等をめぐる状況に鑑み、心理に関する支援を要する者等の心理に関する相談、援助等の業務に従事する者の資質の向上及びその業務の適正を図るため、公認心理師の資格を定める必要がある。これが、この法律案を提出する理由である。」という法律の説明から考えれば、現在有象無象ある心理系の民間資格や心理系カウンセリングの民間資格も影響を受けるはずです。
いや、しっかりした資格でも(どれはダメだと明記されない以上)、公認心理師以外は初心者から敬遠されるはず。
心理系やメンタル系も大変革が起こるでしょう。

社会が求めているから国家資格化、は正しい方向なのでしょうが、資格なくてもクライアントは自分の心を預けてもいい人を求めている。国家資格がないが故に、本当にうまいカウンセラーが支援をやれなくなるのはもったいない。けっこう筆記試験が難しかったりするので苦労するかもしれませんが、上手い人こそちゃんと資格を取ってほしいものです。


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posted by キャリア研修センター浦安 by田中春秋 at 12:34| Comment(0) | TrackBack(0) | キャリアカウンセラー:必要な能力・知識・資格 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする